海街diary

吉田秋生

全9巻完結

男の部屋で朝を迎えた三姉妹の次女・佳乃(よしの)に父の訃報(ふほう)が届いた。母との離婚で長い間会っていない父の死に、なんの感慨もわかない佳乃は…。鎌倉(かまくら)を舞台に家族の「絆(きずな)」を描いた限りなく切なく、限りなく優しい吉田秋生の新シリーズ!!

3行でわかる海街diary

鎌倉に住む3姉妹が、父の死をきっかけに異母妹の浅野すずと出会い一緒に暮らす話

家族を失くすこと、家族がまた新しく作られることを丁寧に描かれている

映画化も話題になった、吉田秋生による感動ストーリー

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【鮮やかな毎日を見つけられるように】 いつもスマホのスピーカーで聞いていた音楽をイヤホンで聞いた時、音質の違いや音の種類の数に驚くことがある。 手触りのある声、凝らされたエフェクト、背景で鳴る小さな楽器たち。 スピーカーの音では気づかなかった、その曲をつくる些細な音たちに気づくことがある。 このマンガはそんな作品だと思う。 「鎌倉で暮らす3姉妹のもとに、かつて家を出た父親の娘がやってきて、4人は一緒に暮らし始める」 あらすじを言うとこんな感じ。 4人の鎌倉での暮らしで、突飛なところやダイナミックな展開はほとんどない。 現実にもおこりそうなほど見覚えのある毎日が、淡々と過ぎていく。 だけどこのマンガを面白くしているのは、その毎日への目線だ。 何気ない毎日でおこる全てのことが、イヤホンでしか聞き取れない音のようにストーリーを彩っていく。 4人姉妹それぞれの暮らしの中で、気にしなければ言葉にもならないような、記憶にも残らないような想いが生まれる。 それは中学校のクラスでの会話だったり、仕事での昇進と役職の悩みだったり、人とお金のトラブルだったり。 そういったいつもおきる出来事が、つながり連なり重なって自分や誰かの人生になっていく。 なにもないと思っていた時間が、とても豊かな時間だったことに気づく。 バックコーラスも、ギターの余韻も、小さな息遣いも、ずっと鮮やかに鳴っていたんだ。

2019年08月31日

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