潮が舞い子が舞い

阿部共実著

既刊3巻

『潮が舞い子が舞い』の頭から離れないセリフの数々。 「ボボンガ・ガンガガゴンガガ・ベロベロリンガー!」

潮が舞い子が舞い』は、『月曜日の友達』(「このマンガがすごい!」2018オトコ編4位)の阿部共実先生の最新作です。別冊少年チャンピオンで連載しているほか、マンガクロスで1〜3話と、マンガクロスオリジナルのエピソードが読めるようになっています。

不器用な少年少女を描いてきた阿部共実先生の魅力が、本作にもたっぷりと詰め込まれています!


潮が舞い子が舞い 1 (少年チャンピオン・コミックス)
阿部共実/著

田舎町の青春群像コメディ

潮が舞い込む海辺の田舎町に住む、何事も微妙にうまくいかない高校生たち。

彼らの日常は不器用でおかしいけど、どこか共感できる場面もあります。

狂気的なセリフ回し

阿部共実先生といえば、独特なセリフ回し

不器用なキャラクターたちが一生懸命に自分を表現しようとした結果、空回りしている様子がおかしく、彼らの言葉はいつまでも頭から離れなくなります。

今回は1巻5話の、「真鈴バーグマン」という女の子のエピソードを例に紹介します。

バーグマンはクラスの友人に、「挨拶をする意味がわからない」という話をします。常識なはずの挨拶に、
善行の強制
私このゲーム(挨拶)に参加するって同意した記憶ないんですけどお!
と言いたい放題。ここまででも独特ですが、バーグマンが
じゃあ私が作ったゲームにも社会はのってくれるのか
と、自分なりの新しい挨拶を作り出した時のセリフは、より狂気が増しています。

私がボボンガ!って言ったら言われた被ボボンガ者(しゃ)は即座にガンガガゴンガガ!ってボボンガ者に返事して それを確認した最寄りの第三者はボボンガ者とベロベロリンガー!って合わせて咆哮する!できなかったら人間失格ですよ!

引用元:『潮が舞い子が舞い』1巻5話

聞き慣れない言語ばかりで頭が混乱してきます…。挨拶はおかしなこと、という問題提起が謎の言語を生成してしまう。日常を普通に生きることを拒否した、バーグマンのクレイジーさが詰まった名言です。

※ちなみに、このエピソードの後日談は阿部共実先生がTwitterに投稿して下さっています。

暴走に寛容な世界

そして、基本的にバーグマンが言ったような言葉には、ローテンションなツッコミが入る以外、特に問題なくストーリーが進行していきます。そうした暴走に寛容的な雰囲気になっていることで、毎回「ボボンガ」のようなクレイジーなセリフが飛び出す本作。

バーグマン以外にも、全てのキャラクターが癖になるセリフを放ち続けます。単行本を読めば、必ずや一生頭に残るクレイジーなセリフに出会えるでしょう。

潮が舞い子が舞い 1 (少年チャンピオン・コミックス)
阿部共実/著

👉マンガクロスで1〜3話と、マンガクロスオリジナルのエピソードを読む


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