38人の子どもたちが暮らす孤児院「グレイス=フィールド」。
里子に出されることが決まったコニーは、みんなに別れを告げ、孤児院から旅立つ。
コニーが忘れたぬいぐるみを届けようとしたエマとノーマンは、輸送車の中で変わり果てたコニーの姿を発見!そこに現れたのは奇怪な面をかぶった巨大な鬼たち。
グレイス=フィールドは、鬼たちの食糧として人間を栽培する「農園」だったのだ。
今、エマたちの決死の脱出劇が始まる!
頭の良い脳は鬼にとって至極の味
徹底した英才教育を施されるグレイス=フィールド。どうやら、鬼たちにとって「極上の味」となるのが、頭のいい子どもの脳みそらしい。そして子どもたちに慕われる優しいママは、鬼に良質の食材を届けるための飼育監だった。
グレイス=フィールドきっての天才児3人組、エマ、ノーマン、レイは、持ち前の頭脳を駆使して脱出の具体的な計画を練り始める。
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全員脱出は「ほぼ」不可能
子どもたち全員を助けるというエマに対し、冷静なレイは不可能だと一蹴。幼い子は足手まといになるというだけでなく、そもそも外の世界がどんな状況かも分からない。鬼の暮らす世界に人が生きる余地などないかもしれない。それなら、ここに残ったほうがまし。まっとうなレイの主張に対し、ノーマンは「家族みんなで助かりたい」というエマの気持ちを尊重すると言う。
「好きだからエマには笑っていてほしいんだ」
最新15巻発売しました!よろしくお願いします!#約束のネバーランド pic.twitter.com/xkgbYPDVlK— 出水ぽすか(ポ~ン) (@DemizuPosuka) August 2, 2019
子どもたちの中にスパイがいる!
「鬼ごっこ」遊びの中で、脱出本番を見越した訓練を重ねる子どもたち。
子どもたちの体に取り付けられた発信機の壊し方を探したり、脱出に必要な備品を集めたりと準備を進める3人。しかし、ママの対応が早すぎる。子どもたちの中にスパイがいて、ママに情報を流しているんじゃ…。
エマ、ノーマン、レイはスパイのあぶり出し作戦を敢行。
ママのスパイだったのは…!?
そして、ついに作戦決行の日が来た!
敵の裏をかく頭脳戦がアツい!
グレイス=フィールドが人間農園であることが分かってから、脱出に至るまでの計画遂行・調査のテンポがとても良く、読み始めたら止まらないのが『約束のネバーランド』。
出水ぽすかさんの動きのある繊麗な絵も魅力!コミック表紙に見入ること間違いなし!
出水ぽすか先生の画集も発売中!絵、上手すぎるでしょ…!!
初画集が出ました、よろしくお願いします。■出水ぽすかアートブック ポ~ン (COMIC ART) https://t.co/50dKlFX6lM pic.twitter.com/UEz0G1scU0— 出水ぽすか(ポ~ン) (@DemizuPosuka) November 30, 2016