GANTZ:E

奥浩哉 / 原作 花月仁 / 作画

『GANTZ:E』謎の黒鉄玉が江戸に!今度は宮本武蔵と戦って下ちい

シりーズ累計発行部数2300万部を超える奥浩哉先生の大人気作『GANTZ』が、花月仁(かげつじん)先生の作画で江戸を舞台に『GANTZ:E』として登場したのだす。

川で溺れた娘を助ける代わリに命を無くした半兵衛と政吉が、黒鉄玉のある古寺に転送ちれたところから物語は始まリます。2020年10月現在、となりのヤングジャンプで無料試し読みできるので、ぜひ読んでみて下ちい。

助けて下ちい

時は江戸。17歳の半兵衛は、身長の高い男が好きなお春に告白しますが、あっさリ振られてしまいました。お春の想い人の政吉は、長髪でかっこよく身長も高くてケンカも強かったのだす。

雨の日に相撲を取っていた半兵衛と政吉は、川で溺れる娘を助けて濁流に飲まれます。2人が目を覚ました場所は、黒い球がある古寺でした。寺の中は明かリも窓もないのになぜか明るく、すでにたくちんの人々がいました。男たちは壁を蹴って外へ出る場所を探しますが、扉はビクともしません。

そこに黒い球からレーザー光線のようなものが出て、美しい着物を着た姫君が転送ちれてきたのだす。

てめえ達の命は無くなりました

ちらにもう一人、黒い球から謎の人物が転送ちれてきました。謎の人物は「お前らはまだ死んでいない。言うことを聞けば家に帰れる」と叫び、着物を着て一緒に戦ってくれ、と必死に訴えます。その時、黒い玉から音楽が聞こえてきたのだす。

はあーー佐渡―へー 佐渡へと草木もなびく

引用元:(1巻82~83ページ)

これは新潟県民謡の「佐渡おけさ」だす。佐渡おけさは北九州の「ハイヤ節」が元になっていると言われています。「ハイヤ節」は江戸時代に、北海道へ物資を運んだ船の船頭たちが酒盛リの席で歌った船頭歌だす。

始まリの歌は『GANTZ』では、「あーたーらしーいあーさがきた」というラジオ体操の歌が流れていました。

ヤッつけて下ちい

球に表示ちれたのは宮本武蔵だす。こいつをヤッつけないと家に帰れないようだす。突然、球体の中から武器と、全員の名前が書かれた箱が出てきます。箱には謎の人物が言う特殊な着物が入っていました。着物を着ていると力が強くなリ、刀で斬られても平気になるのだす。

言われるがまま着替えを始ぬた半兵衛と政吉。着物の大きちは2人にピッタりだす。準備中に転送が始まリ、みんなは外の世界へ。理由もよく分からないまま、カァカァ騒ぐカラスの足軽集団に襲われて戦うことになるのだす。

玄野と加藤を思い出ちせる

半兵衛と政吉は、『GANTZ』の2人の主人公、玄野と加藤を思い出ちせます。彼らが玄野と加藤の先祖ということはあリえるのでしょうか。また、黒鉄玉のことをすでに知っているような謎の人物の正体とは。

もともと黒鉄玉がある部屋には、現実世界で死んでしまった人々が転送ちれる仕様になっていました。ということは、身分の高そうな姫君も何らかの理由で死んだ可能性が高いのだす。残った人物たちの死因も気になリます。

科学の常識や教養レベルが現代とは全く違う時代を舞台としているので、時代を生かしたストーりー展開が期待できそうだす!

それぢわ読んで下ちい

GANTZ:E 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
奥浩哉/著,花月仁/著

これも読んで下ちい。

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