「信じて 受け止めてくれる？」
ハンター協会アル支部（非公式）会員のKanna Satoとあまみんが4日間にわたってお送りしてきたクイズで振り返る『HUNTER×HUNTER』ヨークシンシティ編も、本日ついに最終日！
本日9月4日は私が出題！過去3日間のクイズもぜひ挑戦ください（Kanna Sato）
ヨークシン編、どれだけ面白いんだー！！濃厚すぎるぞ！（あまみん）
クラピカが幻影旅団に直接対決を仕掛けた9月4日。冒頭でご紹介したパクノダ最期のセリフにつながるまでの劇的な1日を、さっそくエピソードクイズで振り返っていきましょう。
ヨークシン編が含まれるのは第8巻～第13巻。「内容忘れてるな～」という方はぜひ読み直しながらクイズに回答してみてくださいね。
👉9月1日のクイズはこちら（2021年9月1日公開）
👉9月2日のクイズはこちら（2021年9月2日公開）
👉9月3日のクイズはこちら（2021年9月3日公開）
クイズ！9月4日のヨークシンシティ
ネタバレフィルターをタップして答えを確認！
Q1. 正しい言葉を答えよ。
幻影旅団発足の地は、社会的に存在しない人びとが暮らす街「流星街」。流星街が最後に世界に対して向けたメッセージは「我々は 何ものも拒まない だから 我々から何も奪うな」。（第11巻 p.173）
Q2. 正しい言葉を答えよ。
ネオンから奪った予知能力で各団員を占うことにしたクロロ。ヒソカは自分に出た結果を「薄っぺらな嘘（ドッキリテクスチャー）」で改ざんした。以下はその詩の一部である。（第12巻 p.30）
11本足の蜘蛛が懐郷病に罹り
さらに5本の足を失うだろう
仮宿から出てはいけない
貴方もその足の1本なのだから
ヒント：ヒソカの目的は旅団が本拠地に戻るのを阻止すること
Q3. 正しいセリフを答えよ。
改めて旅団への攻撃を決意し、ゴン・キルア・レオリオの協力を受けることにしたクラピカ。
リスクをおかしてまで自身の能力の秘密を話した理由をゴンに聞かれたクラピカは「お前達の覚悟に対する私なりの礼だよ」と答え、「仮にお前達から秘密が漏れたとしても 私はもう何1つ後悔しない」「私はいい仲間を持った」と続けた。（第12巻 p.70）
Q4.正しい内容を答えよ。
コルトピがコピーした緋の目が「円」の役割を果たすという特性によって”鎖野郎”の位置を特定した幻影旅団。実際緋の目を持っていたのはクラピカの同僚スクワラだった。（第12巻 p.88）
Q5.正しいセリフを答えよ。
クラピカを守るため旅団に再び捕らえられたゴンとキルア。あらかじめ打ち合わせた作戦を実行するタイミングと方法を知らせるため、レオリオは旅団の目の前で電話をするフリをして以下のように伝えた。（第12巻 p.134）
①ったくまぬけな手下持ったおかげでオレのお先「真っ暗」だぜ！！
②いいか！？ 「目ェつぶる」のは今回だけだ
③よく聞けよ！！ 「7時きっかり」だ！！それまでにホテル来い！！
Q6.正しい条件を答えよ。
見事クロロを捕らえたクラピカは、今後一切の念能力の使用を禁じる＋旅団メンバーとの接触を断つという2つの条件でクロロの心臓に「律する小指の鎖（ジャッジメントチェーン）」を刺した。（第13巻 pp. 24-29）
Q7.正しいセリフを答えよ。
クラピカに団長が拉致され、次の行動を決めるため団員間で衝突が起こった幻影旅団。その際フランクリンが言った「今 オレ達にとって最悪のケース」とは「オレ達全員がやられて旅団が死ぬ」こと。（第13巻 p.42）
Q8.正しい人名を答えよ。（上級者はフルネームで！）
クラピカとの交渉を終えたパクノダは団員のもとに戻り、幻影旅団結成時のメンバーであるフェイタン＝ポートオ、フィンクス＝マグカブ、マチ＝コマチネ、ノブナガ＝ハザマ、シャルナーク＝リュウセイ、フランクリン＝ボルドーに「記憶弾（メモリーボム）」を撃ち込んですべてを伝えた。（第13巻 p.42）
初期メンバー6名を答えられるだけでもすごい！
ポイントがわかるクイズ解説
Q1の解説
ゴミから赤ん坊まで外から捨て込まれたすべてを受け入れる代わりに政治的干渉を一切受けない都市 流星街。犯罪にうってつけの人間の宝庫であるこの街はマフィアの大事な人材供給源です。そのためマフィアンコミュニティーは幻影旅団の残党狩りから手を引くことに。
今回、本来は懇意なマフィアと流星街の関係を壊すような行動に出た旅団ですが、第22巻キメラ＝アント編では流星街の人びとを救うために動く団員たち…。幻影旅団と流星街の関係性は今なお謎に包まれたままです。
Q2の解説
一旦はヨークシンから引き上げようとした幻影旅団を引き止めるため、占いの結果を改ざんしたヒソカ。すべてはクロロと戦うことへの執念によるものです。
ヒソカの思惑通りクロロは暗示をすべて読みとりヨークシンに残ることを決めますが、一步間違えば旅団への裏切りとみなされ窮地に立たされていたヒソカ。彼の「実力を認めた者」に対する深い信頼が伺えるシーンです。
Q3の解説
クラピカがゴン・キルア・レオリオに対し改めて仲間だと告げる名シーン。
ここの見どころは、クラピカ⇔キルア間の言葉のないやりとり。第11巻 p.81で「お前がオレ達のこと仲間とも対等とも思えないなら…」と電話でクラピカに怒っていたキルア。ここでクラピカに仲間だと明言され、照れつつも「ちょっとやる気出たから」と小さく発しています（第12巻 p.71）。
仲間って言ってもらえてよかったね、キルア
Q4の解説
緋の目を持っていたばかりに旅団に追われることになったスクワラ。愛犬たちと恋人との平穏な暮らしを夢見た彼の寿命はこの日尽きることに…。
クラピカが旅団に手を出したことによる被害は甚大。同僚の殉職だけでなく、ウボォーギンへの鎮魂歌（レクイエム）として旅団が暴れたことで大勢が死亡しました。クラピカは亡き同胞のために多くの命を犠牲にした事実をどう捉えているのでしょうか。考えるほどに彼の闇は深まるばかりです。
Q5の解説
本編最大のレオリオ活躍シーン！大胆な演技でさりげなく全員に作戦内容を伝える大役をこなし、直後クロロを捕らえたクラピカを乗せ急いで車を出す…彼は作戦の要と言ってもいいでしょう。
本編ではまだ念の修行が中途半端だったレオリオ。彼の念能力が初めて見られるのは第31巻 p.100～からのジンとの対面時です。友人を病で失った過去や情に厚い性格が反映されたレオリオの行動にグッと来る名シーン、この機会にぜひ読み直しを！
Q6の解説
クラピカがクロロとパクノダの心臓に鎖を刺すシーン。幻影旅団が想像していた冷酷非道なだけの集団ではないことを知り、クラピカは大きく動揺します。
劇場版HUNTER×HUNTER『緋色の幻影』の特典 第0巻（非売品）のなかで、クルタ族虐殺事件の際にも「我々は 何ものも拒まない だから 我々から何も奪うな」のメッセージが死体の横にあったと描かれています。
はたして旅団は緋の目のためだけにクルタ族を襲ったのか、それともクルタ族が流星街から何かを奪った、もしくはそう仕組まれたのか…？真相がこの先明らかになることを願います。
Q7の解説
幻影旅団の掟は「生かすべきは個人ではなく旅団」。流星街の強い共同体意識に少なからず影響を受けていそうなルールです。フランクリンがこのシーンで言っているのは、全滅さえしなければ団長を取り戻すかどうかはどちらでもいいということ。
「団長を救いたい」という個の意志を貫いたパクノダやマチ、ノブナガの行動は旅団への裏切りになるのか？読者に正解のない問いをぶつける冨樫先生らしい展開です。
Q8の解説
パクノダの殉職シーン。団長を救い自分が犠牲になることを選んだ彼女の最期に、読者は涙を流さずにいられません。
後にゴンとキルアがフェイタンとフィンクスに遭遇した際、フィンクスは「仲間だからクラピカに人殺しなんてしてほしくない」と言ったゴンにパクノダが感謝していたと伝えています（第13巻 pp. 82-83）。ゴンとの出会いがキルアを変えたように、旅団内の考え方にも少しだけ変化をもたらしたのかもしれません。
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クラピカが仲間たちの協力を得て団長クロロを捕らえ、幻影旅団を揺るがした9月4日。憎き強敵として登場した旅団のことが気づいたらだいすきになっている4日間。長く短い日々が幕を閉じました。
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何度読んでも色褪せない『HUNTER×HUNTER』ってほんとにすごい！
ぜひ #ハンター協会アル支部 でクイズの正解数や感想のシェアを！そうすればきっと再び我々はHUNTER×HUNTERの魅力を世界に広める活動を始められるはず。
それではまた…9月1日ヨークシンシティで！！
