鈴木祐斗先生の『SAKAMOTO DAYS』第2巻が2021年6月4日に発売!「週刊少年ジャンプ」で2020年11月21日から連載している元・伝説の殺し屋が繰り広げるアクションコメディ作品です。
これまで読切作品で力を伸ばしてきた鈴木祐斗先生が手掛ける初の連載。第2巻発売を記念して、本作のあらすじと見どころをご紹介します!
町の商店を営む男は元・伝説の殺し屋
主人公は商店を営むふくよかな男 坂本太郎。妻の葵、娘の花との日常を大切にしながら静かに暮らしています。しかしこの男、実はあまりの強さにすべての悪党が恐れ憧れた元・伝説の殺し屋。ある日シンという元部下が坂本の現役復帰を説得しに訪れます。
坂本はシンの誘いを断ったうえ元々属していた組織を一夜で制圧…ふくよかになっても腕は鈍っていないのでした。そして坂本を尊敬するシンまでも殺し屋を辞め坂本商店の一員に!その後元・マフィアの少女陸少糖(ルーシャオタン)も加わり、坂本家の賑やかな日々がはじまります。
ぜんぜん戦いたくない主人公
坂本家には絶対に破ってはいけない家訓「人を殺してはいけない」があります。それを破ったら最愛の妻と離婚することになってしまう大事な約束…。そもそも坂本は人を殺したいわけではなくむしろ面倒なことに巻き込まれたくないのです。
そんなことはお構いなしに坂本家に次々と降りかかる危険、そして組織を制圧したことにより懸賞金を掛けられた坂本にガンガン送られてくる刺客。最強の男 坂本は家族を守るために仕方なく戦います。
静と動が生み出すバトルシーンの魅力
坂本はいつも無口で無表情、商店ではほとんど動かない男でもあります。それに対しバトルでの動きの速さが異常!アクションシーンは決して叫ぶことなどない坂本の静けさと目にも留まらぬ速さのシャープな動きが相まって、ぷよぷよな体の坂本がちょうクールに見えちゃいます。
シンが持つエスパーの能力によって坂本の無口なイメージを損なうことなく、むしろそれを活かしてシンと連携しながら戦うシーンを描いているのも見事!今後のバトルでどんな連携プレイを見せてくれるのか期待大です。
ストーリーがぐっと広がる第2巻
第2巻では、坂本を狙う殺し屋団体「どんでん会」や元々坂本がいた殺し屋界の最高戦力部隊「ORDER」など、ただ平和に暮らしたいだけの坂本たちを待ち受ける試練を示唆する人物や出来事がどんどん登場します。
坂本たちはどうやって人を殺さずに危機を乗り越えていくのか?緊張感があるはずのストーリーの合間にもふんだんに散りばめられる細やかな笑い、敵含め味のあるキャラクターたちのやりとりを楽しみながら、坂本家の今後を見守っていきましょう!
「少年ジャンプ+」で3話分無料試し読みできる!
🔫DAYS 1|伝説の殺し屋
🔫DAYS 2|坂本家家訓
🔫DAYS 3|ナカセ巡査と謎のヒーロー
最強の男はつらいよ
記事内画像はジャンプ+『SAKAMOTO DAYS』掲載ページ第一話より
https://shonenjumpplus.com/episode/13933686331750654102