8月22日に発表された次にくるマンガ大賞のWEBマンガ部門において68,250ポイント獲得し堂々1位に輝いた『SPY×FAMILY』。マンガファンにとっては「やっぱりか!」という納得感もありますが2位との差が約26,000ポイントというのは凄いですね。。。
『SPY×FAMILY』は週刊少年ジャンプ+にて連載中の遠藤達哉先生執筆のスパイが主人公のマンガでご存知の方も多いとは思いますが、改めて紹介したいと思います。
スパイが家族を作る理由
天才スパイである主人公の「黄昏」は、隣国の政治家ドノバンを探るための任務を言い渡されます。「精神科医ロイド・フォージャー」としての隣国に潜入し、そこでドノバンに近づくため、ドノバンの息子が通う学校へと子供を入学させるよう命令されました。しかし、黄昏には子供はおろか結婚もしていません。
そこで孤児院で無口で不気味がられていたアーニャという少女を娘に、たまたま仕立屋で出会って利害が一致した見た目はすごく美しいヨル・ブライアを妻として、幸せな家族を演じながらスパイ活動を密かに行っていくことになったのです。
スパイがいる家族ができるまで〜アーニャが引き立て引き寄せる家族〜
孤児院で不気味がられていたアーニャですが、なんとアーニャは他人の心を読める超能力者なんです!なので、出会ってすぐに黄昏がスパイであることに気づきました。普通、この時点で怖がるのでしょうが、アーニャは「わくわく」するという好奇心が旺盛すぎる性格なのでした。そのせいで事件に巻き込まれたりするのですが、そこを西国一のスパイ黄昏がなんなく華麗に解決する姿は見ものです。
しかもヨルは何と殺し屋!なのですが、アーニャはそのことにも速攻気づきすかさず自分の母親にしようと画策し、見事「スパイ・超能力者・殺し屋」という史上類を見ない家族が完成しました。
主人公も負けていない!
アーニャの話をしましたが、もちろん主人公も最高にかっこいいです!
最初は任務を達成するために非情に徹したクールなキャラと思っていましたが、アーニャやヨルとの触れ合いの中で溢れ出したすごく人間味のある性格。そのギャップに身悶えしてしまった方も多いのではないでしょうか?個人的には任務で無理をして血だらけでヨルとのパーティに参加したシーンが一押しです!
まだまだ連載が始まって日が浅いですが、これから「家族」にどんな困難が待っていて、それを「家族」でどのように乗り越えていくか非常に楽しみな作品です。是非まだ読んでいない方は読んでみてください!