いいね!光源氏くん

えすとえむ

『いいね!光源氏くん』がNHKでドラマ化! えすとえむ先生が描くイケメン平安貴族コメディ

靴職人の青年を描いた『IPPO』の著者であり、端正なイケメンを数多く描いてきたえすとえむ先生のマンガ『いいね!光源氏くん』が、2020年4月4日 土曜11時30分からNHKにて放送が開始されました。千葉雄大さん演じる光源氏伊藤沙莉さん演じる沙織のやりとりが絶妙で、とても面白いです!


いいね!光源氏くん (FEEL COMICS swing)
えすとえむ/著

あらすじ

雑貨メーカー企画勤務の藤原沙織。

ある日海外で購入したすだれを部屋に飾ったところ、突如すだれを開けて見知らぬ男の姿が現れた。

平安貴族の格好をしたイケメン…その正体はなんと、光源氏!

彼の言い分によると、暗い夜道を歩いているうちにどこにいるかわからなくなり、やっと見つけた光こそが沙織の部屋の明かりだったとのこと。

「源氏物語」の主人公というフィクションの存在である光源氏が元の世界に戻る方法など思い浮かぶ筈もなく、ひとまず沙織の家に居候することになるのでした。

コミカルで可愛らしい一面も!

本編の光源氏は「カッコイイ」だけじゃないんです!

抹茶フラペチーノを初めて口にした瞬間、あまりの美味しさに感動して俳句をその場で詠みだしたり(その時の表情も猫みたいで可愛いんです)、遊びに来た沙織の妹・詩織に自身の爪にネイルアートを施して貰って喜んだ後にプリクラを撮り行きデカ目になった写真を披露したりと思いのほか現代を満喫しているところもあり見ていて笑顔になります。

そしてテレビに映る綺麗な女優を観て「こんなに美しい方を板の中に閉じ込めるとは」と泣いたりしている姿もまた一興です。

光源氏のライバルも登場

2巻からはライバル・頭中将(とうのちゅうじょう)が光源氏の時と同じ状況で、沙織の部屋に現れます。

その後、頭中将は妹・詩織の友人のホスト・カインと同居生活を始め、源氏名「麻呂」としてホストクラブで働き和歌を詠む人気ホストにまでなってしまいます。

ゆるくイケメンを愛でよう

「イケメンとのドキドキ感」ではなく「イケメンとの脱力感」を楽しめてリラックス出来るので疲れた時の癒しに読んで欲しいです。

また「源氏物語」そのものに興味を持った方は大和和紀先生が美しく描く源氏物語あさきゆめみしで勉強するのもオススメです!

2020年4月15日までの期間限定で電子書籍1巻が無料で読めるのでドラマの予習に読んでみてください!


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