令和最初の夏の甲子園、盛り上がっていますね!高校野球大好きな私にとって最高のシーズンが到来しました。
この時期にこそ読んで欲しいのが、『おおきく振りかぶって』です。
舞台は埼玉県にあるごく普通な公立校・西浦高校。若い女性監督が発足させたばかりの野球部に集まったのは新入生である1年生たったの10名。かつてのチームメイトに疎まれ群馬から越境入学してきた三橋は自らを「ヘボピッチャー」と称しますが、リードの得意なキャッチャー阿部は三橋の才能を見抜き…。
選手一人ひとりの成長から目が離せない、等身大の球児達が織り成す本格高校野球マンガです!
今回は『おおきく振りかぶって』にハマるための方法をご紹介します!
『おお振り』にハマる3ステップ
魅力的なキャラを堪能せよ!
手に汗握る試合の駆け引きの「リアルさ」を堪能せよ!
真の「推し」を見つけよ!
それではプレイボール!
アーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!(試合開始に流れるアレ)
1.魅力的なキャラを堪能せよ!
まずは個性的で魅力的な登場人物を楽しんでみましょう!
アニメ化や2.5次元舞台化されており既に露出が多いのでご存知の方は多いと思いますが、まずこのマンガはキャラクターが魅力的なマンガです。
主人公の三橋廉からして「コミュ障で挙動不審、でもマウンドは譲りたくない、球速最速100km、9分割の精密コントロール、4種の変化球、決め球は軌道のおかしいストレート」という個性の塊のようなキャラです。未だかつてこんな卑屈なエース見た事ありません。
西浦高校の生徒を統べる女性監督の百枝まりあ(通称モモカン)も、緻密な采配能力、選手を凌ぐ身体能力、そして超絶プロポーションを兼ね備えた圧倒的存在感を放つ個性的なキャラ。こんな指導者の下で青春時代を過ごしたい…!
その他にもマネージャー、顧問、同級生、他校の選手、生徒の家族 etc…、西浦高校の選手を取り巻く登場人物に対し、余す事なくしっかりとしたキャラ設定がされていて魅力的なのです。まずはこのキャラのバリエーションと各キャラの奥深い心理描写を堪能しましょう。
2.手に汗握る試合の駆け引きの「リアルさ」を堪能せよ!
キャラを堪能した後は試合の駆け引きを堪能しましょう!
このマンガの凄い所は様々な角度から高校野球のリアルを追求したその緻密さなのですが、特に試合における描写が最高にリアルなのです。
バッテリーの配球と打者との駆け引き、監督の采配やベンチワークなど敵味方双方の心理描写が1球毎、1プレー毎にとても緻密に描かれています。
「マンガを盛り上げるための単なるドラマチックな描写」などではなく、戦略、技術、心理の揺れ動きすべてを緻密に描く事で、実際の高校野球さながらの試合展開を楽しむ事ができるのです。
そのため、試合の様々な局面で手に汗握り、ドラマチックな展開をモモカン達と一緒にゾクゾクできるのです。
3.真の「推し」を見つけよ!
各キャラのリアルな心理描写と熱いプレーを読み込むうちに、皆さんキャラに感情移入し始めるはずです。自然と応援しているあなたの真の「推し」キャラを見つけましょう!
『おお振り』ファン同士で必ず交わされるのが「推しキャラトーク」です。是非あなたの好きなキャラへの愛を語り尽くしてくださいね。
ちなみに私の「推し」は、責任感と恵まれた体格を持ち合わせながらライバル田島くんとの力量の差をコンプレックスとして抱える西浦高校のキャプテン花井梓くん。
1番成長したのは彼だよね!異論は認めます。認めるからまず読んでみて!