2016年まで「週刊少年ジャンプ」で連載され、全200巻で完結した『こちら葛飾区亀有公園前派出所』。
作中の名物とも言える大原部長が「両津のバカはどこだ!」と怒りながら派出所に飛び込んでくるシーンの数々を、アルユーザーのフックンさんが投稿してくださっていたので記事としてまとめてみました。
「両津のバカはどこだ!」と叫ぶ大原部長のコマまとめ
両手に拳銃を持つ大原部長。両津は机の下に隠れています。
軍人のような格好で、かなり物騒な重火器を手にする大原部長。両津は荷物をまとめて旅に出てしまいました。
次の大原部長はバズーカ砲を担いでいます。両津は長い旅へ出たようです。
続いて、軍服は甲冑に、重火器は日本刀になりました。両津が逃げる理由がだんだん具体的になっていくのが面白いです。
ついに戦車に搭乗する大原部長。両津はインドへヨガ修行に。
頭巾を被り、薙刀を振り回す大原部長。両津は柿を食べるために奈良の法隆寺へ。
またも戦車で派出所に飛び込んでくる大原部長。両津はペン字教室へ。
回を増すごとに次第に装甲がパワーアップしていく大原部長の戦車。車体の正面には「BUCHO」の文字が塗装されています。砲弾からは硝煙が出ており、ついに発砲したことが伺えます。両津はフロリダのディズニーワールドへ。
さらに大きな戦車で建物を破壊しながら突き進む大原部長。両津は渋谷へプリクラの撮影に行ったようです。
趣を変え、サーベル片手に馬で派出所に飛び込んでくる大原部長。戦車と比べると、被害は少なそう。両津はポケモンを探す旅に出ました。
続いて西部劇風に出で立ちの大原部長。両津はミニチュアの街作りのため、模型会社でのアルバイトへ。
続いて、着ぐるみ姿で両手にガトリング銃を抱えた大原部長。逃げ切れなかった両津が大原部長に襲撃される様子まで描かれている、珍しい回です。両津はネズランドへ。
久しぶりの甲冑に身を包み、乗馬した武将スタイルで登場する大原部長。両津はドイツの城めぐりツアーへ。
かなりパンクな髪型で、傭兵のような服装で現れる大原部長。額には「死」の文字が、左腕には蜘蛛のタトゥーが描かれています。両津はバラ関連グッズを売りに行ったようです。
またもパンクな姿の大原部長。モヒカンの髪は以前より長く、タトゥーも広がっています。Tシャツには「KILL RYOTSU」の文字が書かれています。両津は結婚式に参加するためにハワイへ。
続いてレーザー銃のようなものを抱えた大原部長。素顔は見えませんが、この回は署長も一緒です。両津は芸術写真を撮りにニューヨークへ。
またもモヒカンの大原部長。額には「殺」の文字が書かれています。両津はガーデニングのコンテストへ。
最終巻である200巻の大原部長はロボットのような姿で、両手と両肩に重火器を備えています。両津が派出所を出る理由は、75巻1話とほぼ同じの「インドへ修行」でした。
あとがき
大原部長オチをまとめて見てみると、大原部長がだんだんとパワーアップしていっていると分かりました。こういった細かいネタが随所に散りばめられているのも、『こち亀』の魅力だと思います。
全200巻と簡単に読破できる冊数ではありませんが、未読の方はぜひ読んでみてください。