さくらん

安野モヨコ/著

男の極楽、女の地獄。ここは遊郭・江戸吉原――。江戸吉原は男と女、女と女がだまし合う色の街。江戸吉原の「玉菊屋」に売られてきた、ふてぶてしくて意地っ張りだけどちょっと健気な少女。彼女が、ほかの遊女たちの生き様や悲劇的な最期を目の当たりにしながら位の高い遊女である花魁へと成長していく。のちに伝説の花魁となる「きよ葉」の型破りな生き方を描く、破天荒花魁ストーリー!

3行でわかるさくらん

人には人の生涯があって同じものは一つとしてない。吉原の遊郭に連れてこられた少女はきよ葉と名付けられ、遊郭で暮らし遊郭の中で成長していく。カゴの中の鳥となった少女が花魁になるまでの生涯の物語

愛を生業にする者、それが遊女なら、その愛を本物に見せる為にも本当の愛を知らなければならない。やす葉は自由に生き衝突しつつもいつしか人を好きになることを知り、遊女として成長をしていくのだった

色気のある吸い込まれるような瞳。その形だけで気持ちが伝わってくる唇。安野モヨコ先生の描くキャラクターはいつだっていやらしい(良い意味で)。2007年には同じく(良い意味で)いやらしい土屋アンナを主演に実写映画化!併せて観よう!

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