『ひとりでしにたい』は、モーニング・ツーで連載中のカレー沢薫先生の終活をテーマにしたマンガです。
人間は誰でもひとりで死ぬ。わかってはいるけども、現実味を帯びてますか?『ひとりでしにたい』を読んで、まずは自分が置かれている現状、情報をアップデートする。そして今できることは何かにしっかり向き合うことで、明るく前向きに生きましょう!
ある日突然、叔母さんが孤独死したと連絡が
#ひとりでしにたい ①発売中です。さっさと死のう、みたいな話ではなく、さっさと死にたいのは本音だが、やっぱり無駄に長生きすることを想定しておかないと困りそうだから準備しておくという前向き漫画ですhttps://t.co/GsAr3oMSs4 pic.twitter.com/J4dDNMsTnh— カレー沢 薫 (@rosia29) March 27, 2020
主人公は、山口鳴海35歳、独身。職業・美術館の学芸員。ある日突然、憧れていたおばさんが孤独死したとの連絡があります。しかも床にくっきりついた黒いシミ状態ではなく、汁(保温タイプのお風呂の中)で見つかります。遺品を受け取った鳴海は、おばさんが絶対知られたくなかったあるグッズを発見します。死後に、知られたくないグッズを姪に発見され、赤の他人キモがられる。これがひとりでいたことの報いだというなら…なってたまるか!と、終活を意識しはじめます。
婚活は孤独死の解決策にならない
ひとりでしにたい①本日発売です。テーマは「老後」や「孤独死」ですが、孤独死が―老後破産がーと不安を煽るだけではなく、不安とどう付き合い、ひとりでいきて死ぬかを考える前向きな内容のつもりです、あと猫は神 https://t.co/BUQo7cJ11a pic.twitter.com/eDeIgT8Uz0— カレー沢 薫 (@rosia29) March 23, 2020
まず鳴海が行動したのは婚活サイトへの登録です。しかし誰からも連絡がきません。そんなとき、鳴海に好意をいだく年下エリート那須田から、30半ばの女性は需要がないと言われます。
30半ばにくるのは、50近いか親の介護とか緊急に人出がいる男だけ。40代でも20代を狙いにいく。これが今まで何も考えてこなかった鳴海が初めて向き合う現実です。
孤独死とどう向き合うか、真剣に考えるきっかけになります
今まで何も考えていなかった鳴海が、真剣に終活に向かい合います。終活において避けて通れない、人間関係、社会福祉、老後破産など、テーマは重いです。しかしカレー沢薫先生のセンスで、不安をあおられるのではなく、明るく前向きに終活について考えされられます。
タイムリーにも本日発売の「ひとりでしにたい①」には一人暮らしにおけるソファの有用性についても描いてます。こういったお役立ち知識も結構入ってますよ https://t.co/pJ2dnSQ2vB pic.twitter.com/sQwxbX0tm0— カレー沢 薫 (@rosia29) March 23, 2020
人間誰だって孤独死する可能性がある!孤独死にならないようにはどうすればいいのか。終活のお役立ち情報満載!鳴海の成長とともに、自分の終活についてもアップデートできる、人生の指針となるマンガです。
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