イエスタデイをうたって

冬目景/著

『イエスタデイをうたって』 めんどくさい恋愛模様を描いた名作がアニメ化!


羊のうた』や『黒鉄<KUROGANE>』の作者である冬目景先生の『イエスタデイをうたって』がアニメ化されることになりました!

全11巻でありながら、完結まで約18年間かかったという異例の長期連載作品で、当時から多くのファンに愛された人気作です。

素直になれない登場人物たちによる恋愛が日常の中で描かれており、その軽妙な会話劇と繊細な心理描写にあなたも引き込まれるはず!

イエスタデイをうたって
冬目景/著


イエスタデイをうたって 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
冬目景/著



あらすじ

大学卒業後、やりたいこともなくアルバイトをしながら漫然とした生活を送っていた魚住陸生(うおずみ リクオ)は、カラスを連れた不思議な雰囲気の少女・野中晴(のなか ハル)と出会います。

ハルは頻繁にアルバイト先のコンビニに顔を見せるようになり、リクオも破天荒な彼女に困惑しつつも何だかんだ打ち解けていきます。

そんな中、リクオは大学時代に好意を寄せていた森ノ目榀子(もりのめ しなこ)と再会します。

しかし、榀子とハルは面識があり、その上、榀子の幼馴染みの早川浪(はやかわ ろう)まで登場するなど4人の関係性は複雑に…。

『イエスタデイをうたって』は、そんな彼らのめんどくさい恋愛模様を描いた物語です。

アニメ公式Twitterで1日1画像企画が開催中!

2020年1月30日より公式Twitterでアニメに登場するシーンの画像とセリフが毎日投稿されています

一足先にアニメの雰囲気を味わえるすてきな企画です!

今回はその中から4つシーンを抜粋し、『イエスタデイをうたって』の見所を紹介させていただきます。

「リクオ、愛とはなんぞや?」

様々な事情にがんじがらめになった登場人物たちが、それぞれの愛を見つけ出すという『イエスタデイをうたって』のテーマが表れた言葉。

愛について悩み続ける彼らが最後に掴み取る答えとは一体…!


「ちょっとね。自己改革ってヤツを試みたわけよ。」

傷付きたくなくて、自分にウソを吐き続けてきたリクオがその状況を打破しようともがいたときの言葉。

普段は悩んでばかりですが、決断してからは思い切りがいいんです。

そんな彼の姿を見て、同じく「ウソつき」であるハルも自分の本心と向かい合うようになります。

意外と似たところのある2人がこれからどうなっていくのか目が離せません!


「メンドー見ないといけない気にさせられるのよね」

面倒見の良いお姉さんキャラとして登場する榀子の言葉。

リクオと浪のことを世話焼きの対象としてしか見ていませんが、これが物語が進むにつれどのように変化していくのかが気になるところ。


「オレのままって何?そもそもオレって何よ?」

焦って変わろうとしなくていい、そのままでいいという言葉に対して反発する浪の言葉。

兄と比較されて育ち、榀子からは子ども扱いされる浪は、早く何者かになって自分の存在を認めてほしいと願っていました。

そんな彼が、思い通りにならない現実を前に必死にもがく姿は思わず共感してしまいます。

4月4日 深夜1時30分よりテレビ朝日で放送開始!

『イエスタデイをうたって』のアニメは2020年4月4日(土)深夜1時30分よりテレビ朝日の新・深夜アニメ枠「NUMAnimation」で放送予定です。

AbemaTVでも放送される予定で、こちらでは本編に続く配信限定エピソードも展開されます。

放送開始まで待ちきれないという方、もしくはアニメ視聴前に予習をしたいという方は一度原作マンガを手に取ってみてはいかがでしょうか!

イエスタデイをうたって 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
冬目景/著