Twitterなど、インターネット上で「ぜんぜんわからない。俺たちは雰囲気で株をやっている」というセリフを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
キリっとした顔でものすごいバカっぽいことをいっているのがおもしろくて、いろいろなシーンで使われます。
これの元ネタの元ネタは「インベスターZ」という株を主題としたマンガです。
しかし、若干ややこしいのが、「俺たちは雰囲気で株をやっている」というセリフは、インベスターZの本編には一切出てきません。
というわけで、この元ネタについて詳しく解説いたします。
このセリフのキャラは誰?
まずこのキャラクターは神代圭介という、道塾学園投資部の主将です。
高校3年生ながら、抜群の投資センス、知識、合理性を持ち合わせていて、このマンガのメインキャラクターです。
この「インベスターZ」においては、主人公の財前孝史は、株の知識が0のところからはじまり、マンガの読者の感覚と同じような常識を持っています。その成長が物語の主軸となるのですが、財前に対して、株や世の中の仕組み、考え方について、教えていくのが神代の役割なのです。
俺たちは雰囲気で株をやっている、の元ネタの元ネタは?
この、「俺たちは雰囲気で株をやっている」というセリフの元ネタの元ネタは、1巻のこのシーンです。
元のマンガでは、「的外れなところで頑張ることに価値なんてない!」というセリフだったのです。
全然違いますね・・・。
そもそも、俺たちは雰囲気で株をやっている、とは神代のキャラクターとはまったく正反対です。高い合理性、知識、頭脳、法則で株をやっていくのが神代なのです。
では、どうして「俺たちは雰囲気で株をやっている」といったような、バカっぽいセリフが流行ってしまったのでしょうか。
発信源はこちら!
この「俺たちは雰囲気で株をやっている」というセリフは、以下のサイトが発信源となっています。
バーグハンバーグバーグという、インターンネット上でおもしろコンテンツを商売にしている会社があるのですが、そこが株のサイトの中で、「バカが考えた株の漫画」としてインベスターZの改変マンガを作ったのです。
それがあまりにおもしろくて、このシーンが大流行したということです。
他にも「株がウォール街するとやばい」「インサイダー取引はめちゃくちゃ悪い→サイダーはおいしいのに!?」などの名台詞も生まれています。
本編にはでてこない
というわけで、この有名セリフは、本編にはでてこないというのを覚えておくといいでしょう。
公式アカウントもこういっていますし、この画像で笑った人は、ぜひとも原作コミックスもお読みください!
#インベスターZ といえば、
・俺たちは雰囲気で株をやっている
・株価がウォール街
・サイダーはおいしいのに!?
・パンうめぇ
のイメージしかない、というあなた。
原作を…原作コミックスを読むのです…https://t.co/a149aiNfAX pic.twitter.com/qrsk5G0WX1— ドラゴン桜2(公式)㊗️ドラマ化決定!🎉 (@mita_norifusa) June 1, 2018