『カノジョも彼女』の最新刊6巻が2021年6月17日に発売されました!
咲と渚、ふたりの彼女との公認ふたまた交際!?を続ける直也。けれど未だに咲は直也とキスしたことがない。花火大会でいい雰囲気になって、キスを…と考えていた咲。しかしそれを知った紫乃は?
恋するアツい夏。花火大会を機に、動き出すそれぞれの想い…。そんな6巻の見所を前巻の内容を振り返りつつご紹介します!
これまでの『カノジョも彼女』
まずは前巻の内容を振り返りましょう!
咲はバニーで、渚はメイドで直也にアプローチをかける中、特にそんな事情を知らないミリカは妹を使って直也を振り向かせる作戦を思いつきます。
直也が妹を欲しくなれば、付き合いたくなるだろうと、かわいい妹の理沙(りさ)をアピールするのですが…。
妹を欲しいとまでは、言わせられたものの、残念ながら付き合うとは言わせられませんでした。(当たり前だろっ!…けれど理沙ちゃん本当にかわいいですよね)
いよいよ近づいてきた、夏休み!
楽しく過ごして、夏の思い出をつくろうとワクワクしていた3人でしたが問題発生!
期末テストで、3つ以上赤点を取ったら夏休み返上で、毎日補習授業のペナルティがあることが判明します。
しかし、渚は勉強が苦手!直也たちも手伝いますが、どう考えても間に合わない。というわけで、成績優秀な紫乃を呼び出し、勉強を手伝ってもらいます。
そして、なんとか無事に補習を回避します。あとは夏を楽しむだけ!と思いきや…。
増える同居人と隣人
3人が同棲していることを知った紫乃。元々ふたまたに断固反対だった彼女は、監視&ふたまたをやめさせるために、夏休みの間、直也の家に同居することになります。
それを知ったミリカは、何で自分はダメなのかと猛烈に抗議します!家のドア前を占拠しやりたい放題です!
しかし直也に認めてもらえません。妹に引き取られて行ったミリカは、合法的な方法として、隣のアパートを借りて、住み始めるのでした。
紫乃の秘めた想い
中学の頃、咲と直也がまだ付き合いはじめる前。咲の友達として、直也と出会った紫乃。しかし、いつからか直也のまっすぐ目に惹かれている自分に気づきます。
自分の気持ちに気づいた紫乃。でもやっぱり咲は直也を好きで、直也もすごくいい人。自分はもう色々持っている、そんな自覚を持つ彼女は、友達の大切な人まで欲しいとは言えません。
そうやって紫乃は、自分の想いを隠し、直也を諦めようとしていたのです。
しかし2人が付き合うようになっても、その想いは消えない。ふたまたが発覚した今も、まだ消えずにいたのでした。
Mission「キス未遂をごまかせ」
直也への想いを秘めていた紫乃。彼女は、咲と渚が家に居ないことを知り、寝ている直也の顔に吸い込まれるように近づいてしまいます。
あわやキスをしてしまうのか、というギリギリのところを突然戻ってきた咲に見られてしまいます!
未遂とはいえ、これはヤバい!全力でごまかす紫乃ですが、はたしてごまかしきれるのか!
そして直也への想いを、友達の咲に隠し通せるのか!気になるところですが、ぜひご自身の目で確かめてみてくださいね。(シャワーシーンもあるぞ!)
これキスしちゃってたら、どうなっていたのかも、ちょっと気になるところですよね。
歓迎パーティー
紫乃が初めて来た最初の夜、紫乃の歓迎パーティーをすることになります。
3人のふたまた関係を壊すために来た紫乃を、歓迎するという展開に、ちょっと驚きもありますが、直也たちらしいなぁとも思いますね。
似ているけれど相反するふたり
ちょっとここで、語らせていただきたいのですが、渚と紫乃って実は似ているところがありますよね。
似ているのは見た目ではなく、恋のスタート地点。どちらも直也への想いがあるものの、咲という存在を意識しています。
直也への想いを封じ込め、消そうとした紫乃。
諦めずに、想いを伝えるその瞬間まで努力を続けた渚。
似ているけれど相反するふたり。
渚は紫乃の事情を知らないので、意識しようがないのですが、紫乃は違います。自分が諦めようとした想いに真っ直ぐに向かっていく渚を、紫乃が好きになれない気持ちもなんだかわかります。
紫乃の気持ちも、渚の気持ちも、どちらも尊重すべきものです。
けれど、わたし個人的には、できたら紫乃にも自分の想いに素直に向き合って、その上で渚ちゃんとも向き合ってもらいたいと思っています。
それぞれの想いを胸に、花火大会へ
そしていよいよ迎える花火大会当日。4人の浴衣姿がまぶしいですね!
5人はそれぞれの想いを胸に、花火大会へ。もちろん何も起こらないはずもなく!?
一体何が起こるのか?恋の五角関係はどうなるのか?
そして直也におんぶされるこの娘は誰なのか!?
気になるその続きは、ぜひご自身の目で確かめてくださいね。