主人公の範馬刃牙は昼間は普通の高校生。でも夜になると、刃牙は全然違う顔を見せる。なんと刃牙は地下闘技場の王者として、数々の難敵達と戦い、倒してきたグラップラー(格闘家)だったのだ!
地下闘技場で闘い続ける理由。それはいつの日か父親と再会し闘うため
最強になりたいわけじゃない。ただ父親より強くなりたいだけ。ただその父親がたまたま、地上最強の生物と呼ばれているだけで。
父親の名前は範馬勇次郎。人呼んで地上最強の生物。
刃牙は13歳の時、自分の母親を勇次郎に殺されていた。
その事があってから、刃牙は誰より強くなろうと考えるようになった。
母親の為の人生でいい。そんな風に考えて強さを求める刃牙の明日は、いつだって重い。より明日強くなるために今日をもっと。そんな風に生きる刃牙を見ていると、いつだって自分も今日という日を頑張らなければいけないという気にさせられる。人生はいつだって今しかない。
主人公の刃牙以外にも登場する、魅力あるキャラクター達
バキシリーズの特徴として、とにかく登場するキャラクター達のキャラが”立っている”というものがある。刃牙は当然としても、他にも魅力的なキャラクターで一杯だ!どれぐらいキャラが立っているのかといえば、主人公以外のキャラクターで作品がいくつも成り立ってしまうこと。
例えば喧嘩師、花山薫。
花山はまだ19歳にも関わらず、いわゆる極道の組長を務めているという圧倒的な経歴の持ち主なのだけれど、しかしそれだけではない。
ステゴロ最強。それが花山の代名詞である。素手の喧嘩は絶対に負けない。ずば抜けた握力で、束ねたトランプの一部分だけを引きちぎる事が出来る。
武神、愚地独歩。
愚地独歩は日本最大のフルコンタクト系空手協会、心神会の総師である。かつて生きた虎を素手で撲殺したことから、虎殺しとも呼ばれている。
また、範馬勇次郎とも二度闘っている。
太古より蘇りし戦士、ピクル。
ピクルはいわゆる原始人で、白亜紀最強の男だった。
地層より塩漬けで発見されたピクルの胃からはティラノサウルスの細胞が検出される。つまりティラノサウルスを捕食していた、ティラノサウルスを倒した男なのだ。
そんな風に"立っている"キャラクターが、刃牙をはじめとした魅力あるキャラクター達と闘うのだ。スピンオフも多い。つまり、キャラクター一人一人が主人公になりえる魅力を持っているのだ。
こんなの、ワクワクしないわけがない
誤解を恐れず言うならば、バキシリーズは男、いや漢の漫画だ。読んでいる時は例え女性でも漢になるし、男性はもちろん漢になる。
みんなも刃牙シリーズを読んで、漢の中の漢を目指そう!