シティーハンター

北条司 / 著

裏社会のスイーパーを描くハードボイルドアクション『CITY HUNTER』LINEマンガで毎日無料!

原作発行部数5000万部を突破した不朽の名作『CITY HUNTER』。冴羽獠はシティハンターと呼ばれる凄腕のスイーパー。新宿を根城とし、殺された恋人の仇討ちやボディガードなど、あらゆる依頼をこなす(※ただし美人に限る)。裏社会の凶悪犯罪と対峙する獠と香の最強コンビに、誰もが熱狂したはず。

2019年9月現在、LINEマンガで完結まで1話ずつ毎日無料で見られる!この機会に全話読み返したい!

シティーハンター
北条司

シティーハンター 1巻
北条司/著

伝言板のXYZが依頼の証

伝言板に書き込まれた「XYZ」はシティハンターへの依頼の証。相棒の槇村が依頼の内容を確認し、獠に伝える役目を担っていた。今回の依頼は、妹を殺害した犯人の調査。

多くの女性を殺害した凶悪犯を、獠はクロスボウで追い詰める。さらに手にしたのは犯人の銃。妹を殺した銃を見た依頼人の女性は、獠から銃を奪い取り構えるが、撃てない。その隙に犯人は二人を轢き殺そうと車で突進! 獠は女性の手から銃を取り、犯人の額を容赦なく撃ち抜いた。

「あいつはおたくが手を汚すほどの値打ちもない!だからこそ、おれのような男がいるのさ…!」

運命の誕生日

槇村には大切にしている妹がいた。名前は香。香は、警察官だった槇村の父が追跡中に事故死した殺人犯の娘だった。槇村は香の20歳の誕生日に、香の母が残した指輪と共にその真実を告げるつもりでいた。

しかし、その夜…。

槇村を呼び出したのは麻薬組織ユニオン・テオーペだった。大量の麻薬を売りさばくために、対抗組織のボスを殺せという依頼を、槇村は一蹴する。

「悪魔に魂を売る気はない!」

シティハンターが味方につかないと知ったユニオン・テオーペは、悪魔の薬「エンジェルダスト」を使って、人を銃弾でも倒れず驚異的なパワーをもった怪人に変え、槇村を殺害。

かろうじてアジトまで戻った槇村は、獠に香の指輪を託して息絶える。

アニキの意志を継ぐ香

槇村の仇を打った獠はすぐに香のもとへ。夕食の用意をして待っていた香に、獠は槇村の死を告げ、大金を渡して今すぐ逃げるように言う。しかし、香は立ち尽くしたまま動けない。

「どうした。泣いてるヒマはないんだぜ!」

突然の事態に心が揺れながらも、香は街を出て行く気はない、と宣言。

「あんたには新しい相棒が必要でしょ!」

こうして、伝説の二人が誕生した!!

コメディタッチな部分もありながら、プロとしての獠の非情さ、表情に出なくても伝わる愛情の深さが『CITY HUNTER』の魅力!!

フランス実写版が11月に公開!

フランスでも話題となった実写映画版が、2019年11月に日本でも公開される!邦題は『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』。トレイラーに獠のスカートめくりシーンがあるところに原作へのリスペクトを感じる。原作と合わせてこちらもチェックしたい!

シティーハンター 32巻
/著