3行でわかるジュニオール
プロサッカーチームJr.ユースからの解雇を宣告された志摩晃は、岐阜県の可児第三高等学校サッカー部へ入部する。そこは「もう諦めてる」弱小のチームだった
遅刻しそうになった晃は通学路で五十嵐ジュニオールという日系ブラジル人の少年と出会う。彼の天性の能力と何よりサッカーを楽しむことに驚きながらもそこに自分に賭けているモノを晃は見出す
晃の夢は自分だけのプクラブを作るということ。それはやがてここ可児三で、大人の偏向指導の影響を受けないサッカーチームを作ることに繋がっていく。「子供たちの王国」はこうして生まれようとしていた