『スポットライト』は三浦風先生による、2020年7月号よりアフタヌーンで連載されている作品です。2021年1月21日に待望のコミックス第1巻が発売されました!
1巻のカバーができました!帯付きバージョンがこちら💡1月21日発売です🙇♂️ pic.twitter.com/rrEDPAICEk— 三浦風『スポットライト』💡アフタヌーン連載中 (@KazeMiura_sp) January 8, 2021
出会った瞬間、青春の始まり
一眼レフを持ち歩いているという理由だけで、全く知りもしない同級生に撮影係を頼まれた陰キャラ大学生、斎藤恭平。一見何の特徴もない彼ですが、実は人には言えないある行為をしていました。
好きな人が目の前で陽キャに告白される話1 pic.twitter.com/iQYNzJvkCd— 三浦風『スポットライト』💡アフタヌーン連載中 (@KazeMiura_sp) December 25, 2020
恭平は入学早々偶然すれ違った同級生、小川あやめに一目惚れしてしまいます。
ある大学1年生の春。 pic.twitter.com/s1B5pWa04K— 三浦風『スポットライト』💡アフタヌーン連載中 (@KazeMiura_sp) December 27, 2020
当然あやめに話しかける勇気もなく、バレないようにあやめを隠し撮りすることで満足している恭平。なかなかの陰キャラぶりです。
ところが、ある偶然がきっかけで恭平はあやめに認識されることになります。
高嶺の花と感じていた存在が急に自分の隣に現れたような感覚。当初は予想もしなかった展開に、2人の関係性がそれまでの被写体と隠し撮り男、という関係から徐々に移り変わっていきます。
カメラ向けて笑ってくれる人は絶対 pic.twitter.com/hcfRUmCpWy— 三浦風『スポットライト』💡アフタヌーン連載中 (@KazeMiura_sp) January 11, 2021
理想と現実は違う
筆者が感じる本作品の魅力は、作中のキャラクター達が見せるリアルな姿です。
人は知らないうちに、自分の目に映る人間を勝手に大なり小なりカテゴライズしてしまう生き物であると感じています。
ただ、それまで自分が想像もしていなかったようなそれが相手の口から発される瞬間、世界は今までと全く異なる色味を持ってその形を変えます。そんな心がざわつく描写にハッとさせられます。
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絶妙で、微妙な距離感
作中では大学を舞台に物語が展開されます。そこに見られるのは友達と他人の間のような微妙な距離感です。
誰かの為にという大義名分を掲げても、本当はただ自分が気持ちよくなりたい為だけに行っていることだと見透かされるような。突然急所を刺されるような感覚。
価値観の異なる人間同士の生々しい感情のやりとりが、痛い程に鮮やかに描かれているのです。
1巻カバーのめくったところには、三浦風のコメントが…💡 pic.twitter.com/G4j9BULVgW— 三浦風『スポットライト』💡アフタヌーン連載中 (@KazeMiura_sp) January 13, 2021
主人公の恭平自身も、自分の行動の理由が言語化出来ず、自身の感情に答えを見出せず葛藤します。今後恭平が何を選択するのか、次の展開に目が離せません。
スポットライト1巻裏表紙はこんな感じです💡 pic.twitter.com/5cDqXpdTkE— 三浦風『スポットライト』💡アフタヌーン連載中 (@KazeMiura_sp) January 12, 2021
感情と衝動と価値観
子供以上、大人未満の人間達がひしめき合っている大学という場所のあちこちで、感情と衝動と価値観のぶつかり稽古が日々行われています。
自分自身が眩いスポットライトを浴び、輝く存在となるか。日陰の存在である自分の現状に甘んじず、眩い存在に近づく為に行動するのか。それぞれの思惑が交錯する濃厚な作品世界に、触れてみてください。
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大学生。春。
スポットライトの向こうの女神に、モブの想いは届くのか。
『スポットライト』第1話はこちら💡https://t.co/oo7SCwdzl7— 三浦風『スポットライト』💡アフタヌーン連載中 (@KazeMiura_sp) December 22, 2020
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