トマトイプーのリコピン

大石浩二 / 著

「トマトイプーのリコピン」に、キングコング西野氏に激似のキャラが登場?本人に感想を聞いてみた

「トマトイプーのリコピン」という大石浩二先生のマンガがあります。

トマトイプーのリコピン
大石浩二

かわいい見た目とは裏腹に、現代社会における問題を持ち込んだり、時事ネタを積極的に取り入れたりする、切れ味がするどいギャグマンガです。

そんなトマトイプーのリコピンの最新20話が、ジャンプ+で公開されました。

そこに、「エンペラーコング」というキャラクターが出てきます。

マルチタレントで絵本作家でインフルエンサーでカリスマアフィリエイターのイケメンゴリラです。たまにお笑いをやるらしいです。

イケメンのこのゴリラが、コンセントの穴を例に、それっぽい事をかっこよく語って、最終的には

「ボクが言いたいのは、キミたちだって1人1人みんな似ているようでも違うんだよってこと。それぞれに役割があるんだってこと。(中略) 間違えたっていい・・・。間違えても結局電気は流れるのだから。大事なのはそう・・・『挑戦すること』」

と一見、すごそうで、全然すごくない話を強引にします。

これのモデルは、おそらく、キングコングの西野氏だと思われます。

「エンペラーコング」は「キングコング」のもじりであり、西野氏は、マルチタレントで絵本作家でインフルエンサーであり、たまにお笑いをやっています。

また、近畿大学のスピーチが最近話題になりました。

「鐘が鳴る前は報われない時間があるということ。これは僕にもあったし、今後皆さんにも必ずある。必ずある。人生における11時台っていうのは必ずある。でも大丈夫。時計の針って言うのは必ず重なる。 だから挑戦してください。」

という発言をし、インターネット民の中からは「何を言っているのかわからない」「宗教みたい」「とにかく西野はムカつく」などの声があがり、絶賛の嵐でした。

おそらく、このリコピン内での、エンペラーコング先生の授業は、このスピーチが元ネタとなっていると思われます。

というわけで、キングコングの西野氏に、このマンガのURLをお伝えして、実際に読んでいただいた上で、インタビューをしてみました。

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Q「このマンガのキャラクターは、西野さんのように思われるが、どうか?」

A「絶対に僕ですし、イジられてて、メッチャ恥ずかしいです」

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というわけで、本人が見ても、自分だと気づくんだなぁ、と思いました。

そのあとも「恥ずかしい」と連呼する西野氏でした。かわいそう。

ちなみに「トマトイプーのリコピン」の3巻は2019年6月4日に発売しています。4巻はこのペースでは、2020年06月03日頃・・・?

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