『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』16巻が2021年3月23日に発売されました!
2021年1月に小学館漫画賞を受賞され、絶好調の『ハコヅメ』の最新刊です。
【ヾ(^▽^)ノ】㊗Congratulation!第66回小学館漫画賞決定!!
一般向け部門の受賞作は『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』に決定!!
詳細→https://t.co/0LDRYKKTfM#浅野いにお#泰三子— 小学館コミック (@ShogakukanComic) January 19, 2021
最新刊の16巻では今までの物語が少しずつ繋がっていき、新しい展開を予感をさせる物語が描かれます。これからの物語に大事な巻になりそうな16巻の見どころをご紹介します!
川合が一人で性犯罪の講話をすることに
16巻の初回「その134」話では、藤と山田のこんな会話から始まります。
「陽気なペアっ子(=川合)が講和先からおんおん泣いて帰って来た話」が描かれます。
川合は高校で性犯罪に関する講話をすることになりました。内容について悩む川合は、お子さんのいる先輩に相談をしますが、家庭で性教育を行う難しさを知ります。
護身術のレクチャーを提案され、簡単な護身術を先輩から教わります。
別の意味でドキドキしてしまう川合ですが、そこはご愛嬌。
先輩から様々なアドバイスをもらい、川合は一人で高校生を前に性犯罪に関する話をします。
しかもその高校は、川合が以前に担当した性犯罪に巻き込まれた女子高校生が通う高校でした。性犯罪の被害を過去に受けたことのある女性を前にしながら、川合はどんな話をするのか?
そしてなぜ川合は泣いて帰ってきたのか?性教育の難しさと性犯罪の重さを実感する話が描かれます。
如月の内面が描かれる!
如月の恋愛事情!
藤の幼なじみで川合も惚れるイケメンの如月。
如月は同期の女性警察官と付き合っていましたが、15巻で業務が多忙すぎて別れてしまいました。その女性は今まで描かれてこなかったのですが、ついに如月の(元)彼女が登場します!
その女性の名は、玄田部長。
「鬼玄田」と恐れられる厳しい女性です。
警察官同士の職場恋愛の実情が描かれます。玄田部長とはどんな女性なのでしょうか?
リアルな警察官の恋愛事情に同情しつつも、笑ってしまいます!
如月の過去の真相
また、16巻では如月の過去も明らかになります。如月と藤は年が1歳違いの幼なじみですが、小さい頃二人で遊んでいる時に性被害にあっていたことが今までの巻で描かれてきました。
16巻では、その事件の真相が描かれます。なんと如月は、当時の加害者に会いに行くことを藤に提案します。
如月は加害者と会い、何を語り、何を想うのか?
イケメンキャラとして外側ばかり注目されてきた如月の内面を、私たちは垣間見ることになります。
カナに何が待ち受けているのか!?
生活安全課で勤務する黒田カナ。
「世の中クソばかりだと思っていた」彼女ですが、警察の仕事を始めてから少しずつ優しさに気付くようになりました。
しかし、そんなカナのことを署内で一番偉い署長が気にかけていました。
わざわざカナを呼び止めて、署長は意味深な質問をしました。(その内容はぜひご自身の目でご確認ください!)
このエピソードは「その139」に描かれているのですが、「その139」のタイトルは「最後の昼餐(ちゅうさん)」です。エピソードの後半では、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を再現したかのような見開きのコマが描かれます。
なぜ「最後の昼餐」なのか?何やら不穏な空気が待ち受けている予感です…!
もちろん笑えるエピソードももりだくさん!
今回の記事では重みのあるエピソードを中心にご紹介しましたが、もちろん笑えるシーンもたくさんあります。
新たな展開を予感させる16巻、早めに読み終えてみんなで語り合いましょう!