「週刊少年ジャンプ」を舞台に描かれたマンガと聞いて、多くの人が思い描くあの名作『バクマン。』の舞台化が決定しました。2021年10月、東京と大阪で上演が予定されています。
「ジャンプ」の裏事情やマンガ家のリアルをこの作品から知ったという読者も多いはずです!
『バクマン。』とは
「週刊少年ジャンプ(集英社)」にて2008年から2012年まで連載されていた作品です。2010年にはNHKでアニメ化、2015年には佐藤健・神木隆之介のW主演で実写化され、大きな話題となりました。
作画担当のサイコーこと真城最高と作話担当のシュージンこと高木秋人の二人がコンビを組み、漫画家「亜城木夢叶」として「ジャンプ」のトップを目指す物語です。
マンガ制作にかける二人の情熱や彼らを奮起させる恋の行方、切磋琢磨するライバル達との人気争いなど、バトルやスポーツではないジャンルながらまさに王道の少年漫画として白熱したストーリーを展開し読者を熱狂させました。
また、「アンケート」や「掲載順」、「打ち切り」や「専属契約」や「編集者」などジャンプのリアルを描いたことも人気の秘訣だったと言えます。ジャンプに関する知識は「『バクマン。』で読んだから知ってる」という人も少なくないはずです。
舞台では鈴木拡樹、荒牧慶彦のW主演で亜城木夢叶を熱演
作画担当、サイコーの配役は鈴木拡樹さん!舞台『刀剣乱舞』や舞台『幽☆遊☆白書』など、2.5次元の舞台作品にも多く出演している方です。
マンガのために自分をとことん追い込むサイコーを鈴木拡樹さんが演じてくださいます!
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亜城木 夢叶の真城最高 役です…#バクマン#舞台バクマン#ふりがななしで読める?#あしろぎむと#ましろもりたか#サイコー
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作話担当、シュージンの配役は荒牧慶彦さん!荒巻さんも舞台『刀剣乱舞』やミュージカル『薄桜鬼』など多くの2.5次元舞台作品に出演されています。
どこか飄々としていながらも、戦略的にしかし心は熱く燃えているシュージンをどう演じるのか、とても楽しみです。
2021年10月
「バクマン。」THE STAGE
高木秋人役にて出演致します!🖋
ひろきくんとのW主演となります。
原作もアニメも大好きだったので
この作品に携われることがとても幸せです。
漫画を作る漫画の舞台。
どんなステージになるのか。
亜城木夢叶をどうぞお楽しみに!✒️#バクマン#舞台バクマン pic.twitter.com/bUAGmbNSS3— 荒牧慶彦 (@ara_mackey) May 28, 2021
個性豊かなライバル達もキャストが発表されました
最強のライバルで同世代の売れっ子作家・新妻エイジ役には橋本祥平さん!舞台『デュラララ?』など、多くの作品に出演されています。
センス、言動、見た目、どれをとっても異次元の天才・新妻エイジをどう演じてくれるのでしょうか。
「バクマン。」THE STAGEに新妻エイジ役で出演させて頂く事になりました。
連載を勝ち取っていくのがどれだけ大変な事か…ましてや連載してアニメ化や舞台化になるって本当すごい事。
作者さんの想いを大切に…ギギーン シュビビビ ゴゴゴゴォ ビャーッ な感じで挑みます。#バクマン #舞台バクマン pic.twitter.com/4hobH91pwk— 橋本祥平 (@hashimotoshohey) May 28, 2021
そして、男臭さ前回、頼れる兄貴分・福田真太役にオレノグラフィティさん!
情報解禁!
2021年10月、東京・大阪にて上演される「バクマン。」THE STAGE
福田真太 役で出演いたします。https://t.co/HTkTxSbNAY
骨の髄から少年ジャンプで育ったジャンプっ子なので、このご縁に今から胸が熱くなっております。
詳細は続報を楽しみにお待ち下さい。#バクマン#舞台バクマン— オレノグラフィティ (@oreno_g) May 28, 2021
ギャグマンガの鬼才だが、マンガが描きたくない脱サラ男・平丸一也役に福澤 侑さん!
「バクマン。」THE STAGE
平丸一也役で出演します
お願いしますます#バクマン#舞台バクマン pic.twitter.com/gN9oZSzvWx— 福澤 侑 (@fukuzawayuu) May 28, 2021
癖の強いキャラクターを豪華俳優陣が舞台以上でどのように演じるのか、10月が楽しみで仕方ありません!
「バクマン。」THE STAGE - 詳細はこちら
キャストの追加情報や、上演会場、詳細な上演日程などは公式サイト等を是非チェックしてみてください!
大場つぐみ・小畑 健タッグの他作品
想像つかないストーリーや言葉を紡ぐ大場つぐみ先生と精緻な線で描かれる美しい作画の小畑健先生のタッグはまさに『バクマン。』作中の「亜城木夢叶」のようです。
そんなタッグの他作品を簡単に紹介したいと思います。
DEATH NOTE
言わずと知れた名作。「デスノート」という名前や設定は聞いたことのある人がとても多いのではないでしょうか。
「名前を書かれた人は必ず死んでしまう」死神のノート。夜神月とLの息もつかせぬ壮絶な頭脳戦が繰り広げられます。駆け引きとその巧妙さに思わず唸り、関心し、衝撃を受けます。
プラチナエンド
自殺を図った主人公・ミライは天使・ナッセに天使の翼と矢をもらいます。自分含む13人の神候補たちと、神の座を賭けた争いに参加することになります。「神」を目指す「人間」の姿が丁寧に描かれます。
作り込まれたこの世界観で主人公達はどんな結末を迎えるのでしょうか。
大場先生のストーリー、そして小畑先生の絵。この両輪なくしてどの作品も成り立たないですし、互いの良さを引き立たせあい、面白さを何倍にも倍増させています。
先生達のマンガを読んだ上の観劇はきっと何倍も面白いはず!
上演前の復習必須です!
記事内画像は「バクマン。」THE STAGE公式サイトより
https://bakuman-stage.com/ ©大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE製作委員会