ブルーピリオド

山口つばさ / 著

コマ投稿OK

『ブルーピリオド』の世界観がクリープハイプの楽曲とコラボ!

『ブルーピリオド』×『クリープハイプ』=エモい!

藝大を目指す高校生・矢口八虎(やぐちやとら)を中心とした藝大受験生の情熱と葛藤、青春を描いた作品『ブルーピリオド』がバンド・クリープハイプの楽曲『栞』とコラボし、MMV(マンガミュージックビデオ)としてYouTubeで公開されました!

今回のMMV公開をきっかけに初めて『栞』を聴いたのですが、まさに八虎そのもの…!

そして歌詞に「2人」という単語が度々出るのですが、それが「八虎」+「ライバルの世田介」、「同級生の龍二」、「美術部の森先輩」etc…と色々な関係性を表現している様にも感じられます。

青が広がる映像が印象的!

第1話で「早朝の渋谷の風景は青い」と感じる八虎がその光景をどう絵で表現しようかと没頭しているこのシーン。

香坂兼人

世界を切り取った様な表現

「このシーン、フルカラーで見たいなぁ…」と思っていたので、八虎が見た世界が青く広がって見える映像にとても感動しました!

たなか🐧

作者の方の体験が伴っているからこそひねり出された、全員殺すという表現が尖ってて好きです。

ライバル・世田介(よたすけ)に自身の技術不足故に自分の事を理解されず悔しさから「全員殺す」という強い衝動をぶつけながら絵を描くシーン。

こちらの演出も素晴らしく、MMVならではの表現の魅力と可能性にも気づかされました。

曲の終盤に向かうと今まで八虎と関わってきた登場人物達が次々と映し出され、その人達の背景からも「青」が広がり、それぞれのキャラにもそれぞれの「青の時代」があるのだ、と想像させられます。

ありのまま 描きたいように

思いつくままに描くことの葛藤と楽しさを描いた『ブルーピリオド』と、時に後悔やあいまいな気持ちの中でも「うつむいてるくらいがちょうどいい」と背中を押す『栞』。 2つの作品に共通する「自分らしく歩む」物語は、スポンサーであるサントリー南アルプル スパークリングのブランドメッセージでもあります。

映像の最後にはスポンサーであるサントリー南アルプス スパークリングのクレジットが表示されるのですが、そこに映し出された

「ありのまま 描きたいように」

のキャッチコピーが更に私の胸を打ちました。この言葉までもが作品の一部になっているのです。

今回のMMVでブルーピリオドが気になった方は、LINEマンガで読むことが出来ますので是非読んでみてください!

https://manga.line.me/product/periodic?id=0000bb3j