ボールパークでつかまえて!

須賀達郎/著

『ボールパークでつかまえて!』野球場を舞台にした娯楽の王道空間がここにある!

ボールパークでつかまえて!』はモーニングで連載中の須賀達郎先生による野球場でビール販売をする売り子さんを題材にした新感覚の野球マンガ作品です。

社畜の癒し空間、そこはボールパーク

社会人デビュー後、順調に社畜街道まっしぐらのサラリーマン村田には一つの憩いの場がありました。それが野球場です。

熱い応援を繰り広げる応援席には座らず、空席が目立つ自由席で一人まったり野球観戦を楽しむなかなかの陰キャラ村田の前に現れたのは、ビールを強気に販売してくる売り子の陽キャラ美女ルリコさんでした。

約20kgのビール樽を抱えながらマシンガントークを展開するルリコさんは不意に村田の横に座ります。

何故応援団と一緒に応援しないのか?と聞かれ、自分みたいな底辺サラリーマンが既に頑張っているプロ選手を応援する必要なんてないとひねくれた発言をする村田を試すように、耳元でルリコさんが囁いたセリフががんばれ、の一言でした。

作品の魅力を語る前にまずビールが飲みたい

筆者が感じる作品の魅力ですが、そんなことを語るよりもまずは一杯ビールでもいっときましょう!ボールパーク仕様の夢価格でちょっとお高めの700円ですが、ルリコさんの笑顔込みなので安いもんです。

そう、この作品には野球自体ではなく球場に足を運ぶファン目線での野球の楽しみ方が描かれていることが最大のポイントです。

長らく日本に根付いてきたプロ野球という娯楽。享受する側の観戦客の目線から楽しめる描かれ方に、実際に球場に足を運びたくなる気持ちになることでしょう。

そして願わくばルリコさんにビールを注いでもらいたい気持ちで一杯です。できたらおつまみも欲しいです。

球場を超えた存在こそボールパーク

作品のタイトルにもなっているボールパークとは球場を意味する言葉として数年前から野球ファンの間では定着しています。

野球観戦のみならず、食事やショッピングにイベントの開催などまるで1つの町として楽しめる夢空間こそがボールパークなのです。日常では中々味わえない刺激とビールがそこにはあります。アナタもぜひ、ボールパークに足を運んでみませんか?

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