『マギ』は『すもももももも~地上最強のヨメ~』や『オリエント』を手掛ける大高忍(おおたか しのぶ)先生の作品です。
2012年にはアニメ化もされ大人気を博しました。
マジックアイテム、剣と魔法を駆使したバトル、命懸けの冒険、世界の謎など熱い要素満載の本格ファンタジーが描かれたマンガです!
死の迷宮に挑む
青い巨人を従える不思議な少年・アラジン。
生まれてからずっと「がんじょうな部屋」に閉じ込められていた彼は、自分が一体何者なのかを知るため旅をしていました。そんなある日、アラジンは荷車の運転手をしている少年・アリババと出会います。
そしてとある事件をきっかけに意気投合した2人は、共に「迷宮(ダンジョン)」攻略に挑むことに。
「迷宮」には大量のお宝が眠っており、攻略できれば一生遊んで暮らせる程の富を手に入れることができます。しかし、そこは足を踏み入れた者は誰1人帰って来れないという危険な場所。
それでも、叶えなければならない願いを持つ2人は命懸けの冒険に挑みます。
『マギ』は、そんなアラジンとアリババが剣と魔法の世界で様々な冒険をする姿を描いた物語です。
「マギ」と王の器
アラジンは旅の中で自分が「マギ」であることを知ります。
「マギ」とは世界の王となる人物を選ぶ創世の魔法使い。いつの時代も3人の「マギ」が現れ、王を決めてきました。
そして、アラジンはアリババを王の器として選びます。
当のアリババは自分に自信がなく、能力もそこそこ。しかし、ここぞというときに決断力を発揮したり、命を削ることを厭わず誰かのために戦ったりするその姿に多くの人が惹かれるように。
そんなアリババがどのような王に成長するのか、はたまた道半ばで折れてしまうのか… 非常に気になります。
正しさを持つ者同士の戦い
『マギ』では様々な異能の力を持つキャラクターが戦いを繰り広げます。
ジンの金属器を所持する迷宮攻略者、自然現象を自在に操る魔法使い、最強の戦闘民族ファナリス…etc.
そのバトルシーンはいずれも派手でかっこいいです!
また、彼らはそれぞれ思想を持っています。
その中には「1人の王が統べる世界を作る」や、「非魔法使いは魔法使いに管理されるべき」など過激と感じるものもありますが、そこに至る歴史や人の想い、そしてなぜそう考えるのかが丁寧に描かれており、読んでいて何が正しいのか分からなくなることもしばしば。
そんな正しさを持つ者同士がぶつかったとき、彼らは何を考え、どのような答えを出すのか、ぜひご覧ください。
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