ミラクルマン BOOK ONE:ドリーム・オブ・フライング

オリジナル・ライター/著,ゲイリー・リーチ/イラスト,アラン・デイヴィス/イラスト,市川裕文/翻訳,秋友克也/翻訳

『ウォッチメン』『バットマン:キリングジョーク』『スワンプシング』『V フォー・ヴェンデッタ』『リーグ・オブ・エクストラオーディナリージェントルメン』『フロム・ヘル』『トップ10』『プロメテア』でおなじみのアラ…もとい、ザ・オリジナル・ライター、幻の傑作、ついに復活! 男の名はマイク・モラン。妻のリズと二人暮らしの42才。 フリーのジャーナリストをしているが、折からの偏頭痛のせいで仕事は思うように捗らない。 およそどこにでもいる中年男、マイク・モランの人生は、原子力発電所の稼働式典の取材を機に一変する事になる。 いや、彼の人生だけではない。 世界のあり方そのものが、根底から覆されたのだ。その日を境に……。 コミックブックというメディアに革命をもたらしながら、20年以上にわたって絶版状態となっていた幻のコミックスがついに復刊! タイム誌をして「コミックブックという長き歴史を誇るジャンルにおける、紛う事なき必読の書」と言わしめた傑作中の傑作、今、堂々の邦訳なる! ミラクルマンとは―― 1954年、イギリスで一人のヒーローが誕生した。その名はマーベルマン。アメリカの人気ヒーロー、キャプテン・マーベルを翻案したマーベルマンは、1963年まで活躍を続け、誌面から姿を消した。そして1982年、イギリスで新たなコミック雑誌『ウォリアー』が創刊され、新進気鋭のコミック作家、アラン…もといザ・オリジナル・ライターは、かつてのヒーロー、マーベルマンを蘇らせた。誰もが予想もしなかった新たな姿で。 イギリスのコミック賞を総ナメにした『マーベルマン』の評判はアメリカにも届き、アラン・ム…もとい、ザ・オリジナル・ライターは『サーガ・オブ・スワンプシング』で全米デビューを果たす。そして『マーベルマン』もまた海を渡る事になったのだが、諸々の大人の事情で『ミラクルマン』を名乗る事に。 アメリカでも絶賛の嵐を浴びた『ミラクルマン』ではあったが、出版元の倒産に伴い、未完のまま終了。その後、スポーンで有名なあの人や、サンドマンで有名なあの人が権利の綱引きをするうちに時は流れ、誰もが復刊は無理かと諦めかけた2013年、ついにマーベルコミックスからの出版が決定。こうして邦訳版が発売される運びとなったのである! 実際にスーパーマンが存在したら? 『ウォッチメン』を始め、アラン・ムー…もといザ・オリジナル・ライターが追い求めてきたテーマの萌芽となったのが、この『ミラクルマン』だ。現代に復活した古のヒーローの姿を通し、超人である事の意味を様々な角度から縦横に切り取ってみせる。緩急自在、読み手を素っ首を掴んで振り回す怒涛のストーリー展開、いつもながら鮮やかなキャラクター造形、しかも、これが初の連載作品という事実には、もはやこう漏らすしかない……超人は本当に存在するのだ! ミラクルマンの復活を描く第1巻『ミラクルマン BOOK ONE:ドリーム・オブ・フライング』には、マーベルコミックス版#1~4を収録。今後、アメリカで続刊中のシリーズを最速で翻訳予定。乞うご期待!

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