アフタヌーンで連載されているつるまいかだ先生による氷上の熱き戦いを描いたスポーツ、フィギュアスケートを題材にした作品『メダリスト』の第4巻が2021年10月21日に発売されました!
【最新刊】つるまいかだ『メダリスト』の単行本4巻が本日発売! いのりが目指す舞台は全日本選手権ノービス枠――ライバル・光と戦うため、夏合宿で新たな武器を手に入れろ!
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何者にもなれなかった男と、何も出来なかった少女
元アイスダンスの選手として全日本選手権に出場するも、憧れのシングルで桧舞台に立つことなく選手としての夢を断念した明浦路司(あけうらじつかさ)。
ある日、司はフィギュアスケートに憧れを抱くも親に反対され、中々1歩が踏み出せない少女結束いのりと出会います。
本気で全日本選手権に出るには5歳からはじめるべきと言われている厳しい世界に、小学5年生ながらその小さな身体にありったけの情熱を持ち自分の想いを訴えるいのりの姿に心を打たれ、司はいのりの専属コーチを買ってでます。ここから2人のメダリストを目指した闘いが始まります。
【おしらせ⛸】5月25日発売の月刊アフタヌーン7月号からフィギュアスケート漫画「メダリスト」を連載をさせていただくことになりました!
スケート王国・名古屋が舞台です。
大きな夢を追いかける、全ての人を勇気付ける作品になるように頑張ります。よろしくお願い致します!https://t.co/bxSMgwTpgT pic.twitter.com/rzSpEYs3Nl— つるまいかだ🏅④巻発売🆕‼️ (@2lm_ykd) April 24, 2020
第4巻では、遂にいのりが6級試験に挑む!
最新第4巻ではフィギュアスケートにおける資格である級の1つ、6級試験の合格を目指し全日本ノービスA予選の出場資格を得るためにいのりが奮闘します。
実力、実績共に遥か先を行くライバル狼嵜光(かみさきひかる)と同じ舞台に立つ為に、猛特訓を行う日々を過ごす中で、いのりは新たな自分の武器となる技を身につけていきます。
8月25日発売のアフタヌーン10月号の『メダリスト score15』は超ボリューム67P‼️
無事に脱稿したつるまいかださんが、解放感とともに描いたイラストをお届けします。#漫画メダリスト pic.twitter.com/dJNwySwE6p— メダリスト④巻本日発売🏅 (@medalist_AFT) August 12, 2021
1歩ずつ壁を突破する姿
本作の魅力、それは司といのりの2人が互いを尊敬し合い、尊重し合いながら、会話を重ねて課題を1つ1つ乗り越えていく姿にあると感じています。
小学5年生のいのりをコーチする司は26歳です。親子に近い程に年齢の離れた2人ですが、司は決していのりに対して押し付けるような指導はしません。それは司がいのりの名前を呼ぶ時に「いのりさん」と敬称をつけていることからも察することができます。
🎉HAPPY BIRTHDAY🎂
9月4日、司の誕生日を記念してつるまいかださんからイラストをいただきました!
中学生時代の司コーチです⛸@2lm_ykd #漫画メダリスト pic.twitter.com/4Gcto9EtWA— メダリスト④巻本日発売🏅 (@medalist_AFT) September 3, 2021
コーチと選手と言うと主従関係のようなイメージを持たれる方も多いかも知れません。とりわけコーチの存在感が大きく感じられるフィギュアスケートの世界なら尚更です。
司の指導で特に印象的な点は、いのり自身に今後の練習方法の選択肢を与え、ただ与えられた練習を機械的にこなすのではなく自分の選択に責任を持つように伝えていることです。
強くなればなるほどいろんな意見を持つ大人があなたの前に現れる。 その時にあなただけの行き先を他人にいいように決められない選手になってほしい。 あなたは大切な人生を懸けているんだ。 あなた自身が自分の選択を軽んじてはいけないよ
真摯に1人の人間として選手と接している司の姿勢には、私達読者も学ぶものが多くあるなと考えさせられます。
その先へ、もっと素晴らしい景色へ
いのりが自身のコンプレックスを乗り越えながら次々と階段を登っていく姿に、指導する司自身も勇気を貰っていることが本作品から伝わってきます。2人のタッグの今後にどこまでも期待したくなります。そして困難を乗り越えた先に待つであろう素晴らしい景色を、一緒に見届けましょう!
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