メテオ

林 ふみの/著

平穏な日常に何の前触れも無く降りてきた大破壊。自暴自棄気味に心を閉ざし、無気力な毎日を送っていた15歳の少女・川名友子は、夏休みの学校に向かうバスの中、突如として極限状態に放り出されてしまった。見慣れた風景は瓦礫の山と化し、辺りには人々の死体と呻き声。一体何が起きたというのか…?心のどこかで望んでいたのかも知れない、「もうどうでもいい」日常の破壊。しかし現実にそれを目の当たりにした時…それはあまりにも…。

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