ライター×ライター

深見真原作 コト作画

知られざるアニメ業界の内幕。『ライター×ライター』でアニメ脚本家の日常を覗いてみよう!

ギャルと謎の恐竜のほのぼのした日常を描いたギャグ『ギャルと恐竜』や不死身の男の生き様を描いた『無限の住人』等、様々なアニメが2020年の春に公開されます。

今だから、自宅でアニメを観るターン(マンガもね!)

知っているようであまり知られていない、アニメができるまでの色々。

今回は、アニメ脚本家の日常を描いたマンガ『ライター×ライター』を是非読んで欲しいので紹介させて頂きます!


ライター×ライター 1巻 (まんがタイムKRコミックス)
深見真/著,コト/著

アニメ「PSYCHO-PASS」の 脚本家であり『無限の住人』でシリーズ構成を担当された深見真先生の原作を、一人の少女が幻獣達と共に村起こしに奮闘する姿を描いた『ようこそ幻界集落へ!』のコト先生が可愛い女性キャラ達で描く脚本家達を主人公にした作品です。

主人公・橋本カエデは鳴り物入りで脚本家デビューを果たしたものの、デビュー作で大コケしてしまいアルバイト生活をして暮らす日々。

ある日デビュー作を担当してくれたプロデューサー・若本サヤカの紹介で人気脚本家・十文字ユキカに弟子入り&同居生活がスタートします!

脚本家ってどんなお仕事?

弟子入り&同居生活直後の二人に人気ライトノベルのTVアニメシリーズの仕事の依頼が舞い込んで来ました。

TVシリーズの仕事が初めてのカエデはユキカに

シリーズ構成ってどんなお仕事なんですか?」

と尋ねます。

実際、「脚本家」という職種はなんとなく予測がつきますが、いち視聴者の私達には「シリーズ構成」がどんな事をするのかピンと来ないですよね?

そういったアニメ業界のことを知らない人達にも制作の裏でどんなことが行われているのかをわかりやすく紹介してくれます。

また、脚本のプロットを考える際に「起承転結」ではなく「発端」「中盤」「結末」の「三幕構成」で考えるとユキカがカエデにアドバイスする回もあり、脚本の書き方を学べるエピソードもあるので脚本家志望をはじめマンガや小説を創作する方々にも楽しく学べる一作としてもオススメです。

詳しく知りたい方は是非本編でチェックしてみてくださいね。

百合が好きな人にも推したい!

『ライター×ライター』のもう一つの魅力…それは、百合要素です!

脚本について教わった際、

「ユキカさんとの出会いはきっと 私の人生のプロットポイントだから」

とお礼を言うカエデの笑顔にユキカがドキッとして顔を赤らめて照れるシーン。

その絵を見て人が恋に落ちる瞬間を初めて見てしまった時の衝動と感動が溢れ出しました。

他にも二人が携わるアニメの原作者・児玉サリが、憧れのユキカと師弟関係になったカエデに嫉妬したり…と百合が好きな方のツボを突くエッセンスも散りばめられているので、百合が好きな方が読んだ後キュンとなること間違いなし!

「百合」と表現しましたが、制作に携わる相手を尊敬する想いと成長していく人間関係の変化が素晴らしくて大好きです。

視聴する春アニメはお決まりですか?

『ライター×ライター』を読んで大好きなアニメ業界の事を可愛い女性達が懸命に制作する姿に癒されてモチベーションが上がったら、春アニメを全力で楽しみましょう!

視聴するアニメの原作を予習したい方は是非「アル」でチェックしてみてくださいね!


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