「仮面ライダー電王」に桜井 侑斗(さくらい ゆうと) / 仮面ライダーゼロノスとして出演した俳優の中村優一さん。「#ヒーローが子供達を元気にする」というタグをつけて自身の役柄風に子供達を応援するツイートを発信したことがきっかけとなり、現在歴代ヒーローを演じた数多くの役者の皆さんが同様にツイートで子供達や大人のファンも激励し話題となっています。
子どもたちへ。
さいしょにいっておく、
おれはかーなーりつよい。
デネブいくぞ。
おれたちがみんなをまもる。
桜井侑斗より#ヒーローが子供達を元気にする#仮面ライダーゼロノス
※ヒーローの皆様にどうか繋がりますように。 pic.twitter.com/awzTbt5QFT— 中村優一 (@NvKknpbmkIbDg6m) April 7, 2020
ヒーロー達が皆を応援!
中村優一さんのハッシュタグの呼びかけにヒーロー達が続々集結!
この俺が自粛だと……上等だ!
それで悪が砕けるなら自粛でもなんでもかまわん!
俺たちは何度くじけても立ち上がる。
知らないのか?俺たちは死なない。
コロナ…絶望がお前のゴールだ。#照井竜#仮面ライダーアクセル#ヒーローが子供達を元気にする pic.twitter.com/V8EMXRw3vn— 木ノ本嶺浩 (@kinomoto1122) April 9, 2020
手洗い、うがい、ちゃんとしよう!
自分一人の命のためだけじゃない!
みんなの大切な人の命を守るんだ!
俺たちは繋がっている!
ジュウオウバード・バドより#ヒーローが子供達を元気にする#仮面ライダーカイザ#草加雅人#ヒーローが大人達を元気にする pic.twitter.com/K67XzUviXp— 村上幸平 (@kohei__murakami) April 10, 2020
「仮面ライダーW」の続編『風都探偵』にも照井竜/仮面ライダーアクセルとして登場する木ノ本嶺浩さんや「仮面ライダー555」の人気キャラを主人公にした『仮面ライダー913』にて主人公である草加雅人を演じた村上幸平さんのツイートがファンを元気にしてくれました。
今だから仮面ライダーをマンガでもう一度
そこで今回、通称「平成ライダー」シリーズのコミカライズから原点である石ノ森章太郎先生の『仮面ライダー』まで、変身と闘いの歴史の振り返りと紹介をさせて頂きます。
平成ライダーのマンガシリーズ
『仮面ライダークウガ』
「平成仮面ライダー」の第一弾となった作品「仮面ライダークウガ」のコミカライズ。
TVシリーズの内容をベースとした「クウガ」の物語。
日本の遺跡の棺から発見された謎のミイラから仮面ライダーの力を託され、謎の生物によるテロから人々を救う若き青年・五代雄介とどんな非道な犯罪者を前にしても怒りに身を任せない「正眼の構え」を心掛ける刑事・一条薫による熱い戦いを描き、「仮面ライダー」=子供向けというイメージを打破した人間ドラマの描写が魅力的です。
『風都探偵』
「仮面ライダーW」の続編を描いた作品。ストーリーもTVシリーズと同じ脚本家の三条陸先生が手掛けており、当時の空気そのままを味わうことができます!
私立探偵・左 翔太郎が謎の少女「ときめ」との出会いから事件が発生し、相棒のフィリップと解決する探偵マンガとしても面白いです。
また本作を連載しているビッグコミックスピリッツにて「見ようぜ!仮面ライダー」と題した仮面ライダーが特集され、「仮面ライダーW」主演の菅田将暉さんと桐山漣さんが表紙を飾り話題になりました。
『仮面ライダー913(カイザ)』
「仮面ライダー555(ファイズ)」に登場する仮面ライダーカイザである草加雅人を主人公とした作品。味方側の仮面ライダーでありながら卑屈で利己的な性格。しかしその癖がある所が熱狂的なファンを作り、人気の仮面ライダーの一人として今も名を挙げられます。
一度装着したら死ぬといわれる呪いの変身ベルトを装着しても死なない草加が謎の生物「オルフェノク」と戦います。
巻末の出演者による対談も読み応えがあります!
昭和ライダーのマンガシリーズ
『仮面ライダー』
全ての仮面ライダーの原点となる本作。
城北大学の学生・本郷猛(ほんごうたけし)は世界征服を企む謎の組織「ショッカー」に「選ばれた優れた人間」として拉致され改造手術でサイボーグとなり強靭な肉体を与えられましたが、その力を使い人類の平和を守る「仮面ライダー」としてショッカーに立ち向かいます。
変身によって仮面が装備されるのではなく、顔に歌舞伎の隈の様な手術跡が現れてしまうのでそれを隠すために装着しているということを作品を読んで初めて知りました。
(そして本郷猛のことを「ぼっちゃま」と呼ぶ爺やがいる様なお金持ちという事実にも驚きました。)
『仮面ライダーアマゾン』
幼少期に飛行機事故で墜落後、謎の人類「アマゾン原人」に育てられた青年・アマゾン。文明が遅れていると思いきや、実は今よりも遥かな文明の発達を遂げている人類であり、その技術によってアマゾンを「仮面ライダーアマゾン」に改造。「アマゾン原人」の秘宝の在処を記した「ギギの腕輪」を狙う組織「ゲドン」の敵と戦う物語。
腕輪を奪うゲドンによって周囲の人間が死ぬことを悲しむアマゾンの姿に思わず涙します。
『仮面ライダーBlack』
ニューヨークの地下を取材しているTV局員達を謎のワニの怪人が襲おうとした時、日本人・南光太郎が「仮面ライダーBlack」として守ります。
自身の名前はわかるもののそれ以外の記憶がほとんど喪っていた為、助けたT V局員の協力のもと自身の過去とワニ怪人を生み出した組織の正体を探る物語です。
舞台が外国であることと、記憶喪失の状態から始まるのが他ライダーと異なり新鮮です!
ヒーローは存在し続ける
昨年、私の地元である宮城県の石巻市にある石ノ森萬画館にて、平成ライダーの歴史を振り返る「仮面ライダー展」が開催されました。
会場に溢れるたくさんのファンの熱気を目の当たりにし、ふと
「仮面ライダーというコンテンツが現在まで続いているのは当たり前の様に感じていたけれどよく考えたら凄いことだなぁ」
と実感しました。
石ノ森先生、
先生が生みだした「仮面ライダー」達ヒーローの熱い魂は
昭和から平成、そして令和の今も受け継がれていますよ。
※本記事の写真素材は筆者が仮面ライダー展にて撮影したものです。
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