ある日突然タイムスリップしちゃう。そんなマンガの名作、たくさんありますよね!キャラたちは、みんな懸命に飛ばされた時代の人間の生活に適応しようとします。そう、人間がいれば…。
でももし、文明はおろか、ちゃんとした人類すらまだ誕生していない時代にタイムスリップしてしまったら…?今回は、タイムスリップものの中でも群を抜いてハードな世界に飛ばされてしまう、『創世のタイガ』をご紹介します!
主人公のタイガは、特になんの取り柄もない大学生。ゼミの仲間と一緒に卒業旅行に訪れたオーストラリアで謎の洞窟を発見します。そこで謎の壁画を見つけた次の瞬間、洞窟が急に崩壊!ある時代にタイムスリップしてしまいます。そう、そこは、マンモスが闊歩する古代だったのです…!
目次
- 現代社会でも使えるスキル満載!?究極のサバイバル・コミック!
- 生き残るための武器 その1 「適応力」
- 生き残るための武器 その2 「知識」
- 生き残るための武器 その3 「異文化コミュニケーション」
- 壮大な古代の世界観に浸るのも最高!!
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現代社会でも使えるスキル満載!?究極のサバイバル・コミック!
すごくないですか?この世界観。洞窟を抜けたらいきなり謎の巨獣が唸り声をあげているなんて、壮大!現代のぬるま湯に浸かっていたタイガらゼミ生は、この弱肉強食の世界で生き延びることはできるのでしょうか。そう、これは究極のサバイバル実用書。厳しい世界を生き抜くためのノウハウが詰まっているのです。
古代世界で生き抜くレベルのサバイバル術なんて、一見自分には全く関係ないと思うかもしれません。しかし、実は、ビジネスの世界で生き残るために重要な「武器」がたくさん描かれています。
生き残るための武器 その1 「適応力」
なんといっても、地味キャラだったはずのタイガの切り替えが早い!獣に襲われた時も、他の子がただ逃げ惑う中、タイガだけは冷静に状況を観察。ただ追い払うだけでなく、そのピンチを「食料をゲットする」というプラスに持っていこうと動き出すのです。
現実世界においても、突然のトラブルが起きてもパニックにならず、先の先を読んで冷静に対処するのは、ビジネスに必要な高度なスキル。タイガは、古代でそんな能力を覚醒させたのです。
生き残るための武器 その2 「知識」
最初はパニック気味だった学生たちも、徐々にこの時代の生活に慣れていきます。幸い彼らは人類学のゼミ生。一般の人よりは古代についての知識があったので、自分たちがいまどの大陸にいて、そこにどんな時代背景があるのかを考察することができました。さらに、入手したこの時代の石器などを模倣したり、限られた資材で道具を作ったりと、知識を応用して生き抜こうとしていきます。
ビジネスの世界でも、今まで自分が身につけてきた知識やスキルが思わぬ場面で発揮されることも。豊かな知識や教養は、人生を助けてくれるものなのです。
生き残るための武器 その3 「異文化コミュニケーション」
タイガたちがタイムスリップしたのは、恐ろしい獣がいるだけの世界ではありませんでした。なんと、ネアンデルタール人とホモサピエンスが生き残りを賭けてぶつかりあう世界でもあったのです。
そんな中で、タイガはホモサピエンスの少女と出逢います。言葉どころか価値観も生活も何もかもが違うホモサピエンスと現代人。命を賭けたコミュニケーションが始まります。まさに、究極の多様性!
国境も文化も超え、いろんな人と気楽にコミュニケーションが取れるようになった現代。相手を尊重し、ぶつかり合いながらも関係性を気付いていく彼らの姿には、現代社会の私達も学ぶところが多いのです。
壮大な古代の世界観に浸るのも最高!!
巨大獣にワクワクしながら現代社会を生き抜くスキルを学ぶことができる『創世のタイガ』。なかなか自由に外出できない中、壮大な古代の大地に想いを馳せつつ、たくましいタイガたちからいろんなスキルを学び取るのはいかがでしょうか?
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