増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和GB

増田こうすけ/著

連載開始15周年を記念して「ギャグマンガ日和」がリニューアル! 新たに「ギャグマンガ日和GB」としてスタート!! でも聖徳太子やクマ吉君など、お馴染みのキャラもいるよ!!!

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申し上げます。 申し上げます。 すごい。やはり、増田こうすけ先生はすごい。 何がすごいって? 1巻の第1話が抜群にすごいんだ。 ギャグマンガ日和GBは、ギャグマンガ日和が15巻を境に大きな変貌を遂げた作品になるのかと思いきや、中身を読んだらただタイトルにGBが加わっただけ、というなんとも増田こうすけ先生らしい作品なんだけどね。 それでも、だよ? タイトルを変えて、また1から始めた訳ですよ。 今までの15巻の延長で、16巻にしてもなんら差し障りなかったのに、ですよ。 そんな記念すべき第1話を。 新しい門出を祝うべき第1話を。 まさかこんな話から始めるなんて。 唖然とした。 呆気にとられた。 そんで笑った。 そこだけは今までと全然違う。 全然違うんだけど、やはり増田こうすけ先生のネタなのだ、と思わずにはいられなかった。 昔からずっと大好きで、ギャグマンガ日和を読み続けてきたけど、増田こうすけ先生は少しづつ、本当に少しづつ、書かれるネタのレパートリーが広がってきていてね。 例えば、連載初期の頃に書かれたネタだったら違和感があっただろうけど、GBの今になって読んだら素直に増田こうすけ先生のネタなんだと腑に落ちながら読めるようになったんだよ。 それって凄くない? 少しづつ、本当に少しづつ、我々の脳は増田こうすけ先生のネタに侵食されて、どんなネタでも増田こうすけ先生だと認識させられるようになってしまったのだから。 最近になって、妙に後味悪男なネタも時たまあるけど、初期のブラックなセリフ多目なお話やスポーツ入門シリーズをもう一度読みたいな、という今日この頃です。

2019年08月13日

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