ふとした瞬間にあなたの脳裏をよぎるあの人。
それは良くも悪くもあなたの人生に何かしら影響を与えた人なのではないでしょうか。
ばったん先生の『姉の友人』には、そんな忘れられない”あの人”の姿を追い続ける3人の女性が描かれています。
中学2年生、初めての恋
ちょっぴり男勝りで、恋をまだ知らない中学2年生のるり子。
そんな彼女が学校の帰り道に出会ったのは、姉・ナツの友人である今日子さんでした。
一時期は、自分の家にも頻繁に遊びにきていて姉の親友だった今日子さん。
そんな彼女と偶然再会したことをきっかけに、放課後は今日子さんのお家に寄り道することがるり子の習慣になりました。
学校での他愛もない出来事にも、優しく微笑みながら耳を傾けてくれる今日子さん...。
けれど、どこか遠くを見ている今日子さんを不思議に思いながらも、彼女から漂う、艶やかな色気や身のこなしにるり子は目が離せなくなります。
そんな今日子さんの魅力を一層引き立てる、香水、高そうな口紅、イヤリング、白いレースのハンカチ...。
まるで魔法のアイテムのように輝くそれらを、いつからか今日子さんはるり子にプレゼントするようになります。
同級生と過ごす時とは違う、うっとりするような今日子さんと過ごす時間。
やがて、るり子が今日子に抱く憧れは淡い恋心へと変化していきます。
そんなある日、姉・ナツはるり子の部屋にある今日子の私物を見つけて、自分がプレゼントしたものだと言います。
それと同時に、姉が何らかの理由で今日子さんを避けていることと、今日子さんが自分に向けた眼差しの意味に気付きます。
家に居づらくなったるり子は、今日子さんからもらった口紅を引いて、一人夜の街へと歩き出します。
憧れの今日子さんの口紅を纏った自分と、初めての夜の街という背徳感に高揚感を覚える、るり子。そんな時、るり子は偶然今日子さんを見つけるのですが、隣に居たのは...?!
今日子さんに淡い恋心を抱くるり子。
そして、今日子とナツの出会い。
3人の女性たちの、忘れられない"初めての恋"をそれぞれの視点で描く作品です。
"今日子さん"の魅力
まるで呪いみたいに美しく人の記憶に残り続ける女性...。それが、今日子さん。その忘れられない彼女の魅力は、大人の女性ならではの妖艶さとひとさじのギャップにあります。
妖艶な微笑み
愛らしい猫目が特徴的な今日子さん。
そんな目と相反するように困ったような下がり眉毛が、彼女の魅力を一層引き立てます。まるで女神のような優しい笑みだけれど、何かたくらんでいるようにも感じる、妖艶な微笑みです。
目が離せない所作
今日子さんのトレードマークであるタバコ。
深夜の喫茶店でタバコをふかしながら、物憂げな表情を浮かべる今日子さんはまるで絵画のよう。どこにいても自分の世界にしてしまう、今日子さんの所作が魅力的です。
実はコーヒーが飲めない
大人の女性の魅力が全開の今日子さんですが、実はコーヒーが飲めないのです。
それなのに”ちょっとカッコつけてみたかっただけなの”という理由で、無邪気にコーヒーを飲む今日子さん。
周囲が思い描く大人の女性像にハマらない、そんな彼女に周囲はさらに魅了されるのでしょう。
心に染み付いて離れない
トーチwebで公開されてから話題騒然となりSNSで爆発的にヒットした『姉の友人』。6月12日に発売された単行本には、web未公開エピソードも収録されています。
心に染み付いて離れない、そんなヒリヒリするような恋の物語をご堪能ください。
ひりつく恋の話
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