寄生獣

岩明均

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美顔ローラーが愛おしくなる!そっくりすぎる『寄生獣』ミギーの名言集

先日、Twitterであることが話題になりました。

美顔ローラーが、『寄生獣』のミギーにそっくりだというのです。

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岩明均

そんなことあるのでしょうか?

そっくりですね。これはまさしくミギーです。

『寄生獣』ファンなら嬉しい現象なのですが、知らない人は「え...!」と思っちゃうかもしれません。そこでこの記事では、「安心してください、ミギーはこんなにイイヤツなのです」ということをお伝えします!

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寄生獣ってどんな話?

地球に突如として現れた、謎の生命体「寄生獣」。”彼ら”は人間の体に潜り込み、乗っ取ります。食料源も、人間...。ところが、ミギーだけは違いました。ミギーは主人公シンイチの右手から侵入するも、脳を乗っ取ることができなかったのです。こうして、寄生獣・ミギーと人間・シンイチの共同生活がはじまります。

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こ、怖いですね...でも大丈夫!
ここから先を読めば、ミギーの魅力が分かりますよ!

「怒る?わたしはそんなにヒマではない」

ミギーは常に論理的で、"人らしい"感情というのがありません(人ではないので当然なのですが)。けれどそのドライさに、かえって勇気づけられます。

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「休むことはいいことだ」

シンイチの体はミギーの体でもあるので、とても体を気づかってくれます。私たちは自分の体を酷使しがちですが、ミギーがいればもっと健康になれそう。

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「栄養のバランスをもっと考えた方がいいな」

食事と睡眠は大切ですよね。どんな啓発本にもまさる、有益な情報かもしれません。

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「む.....それは困る 体は大事にしてくれ」

ミギーが思いやりのある言葉を発しても、それは「ミギーの体の為」であるから。本当に利己的な理由なのですが、言葉は優しい人の発するそれなのです。

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「人間の心で特に理解できないものは.....『献身』というやつだな」

ミギーは好奇心が旺盛で、どんどん人間という生き物について学んでいきます。ところが「献身」というものは理解できない様子。ミギーには「自分より誰かを優先する」という概念がないのです。

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「心に余裕(ヒマ)がある生物 なんとすばらしい!!」

「なぜ、人間は命の儚さに涙したりするのか」という問いに、「人間はそれだけヒマな動物だから」と答えます。そして、それこそが人間の最大の取り柄なのだとも。地球外生命体ならではの言葉です。

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「それ.....けなし言葉のつもりかい?」

イライラしたシンイチが「おめえはケダモノで虫ケラさ!」と罵ったあとのミギーのセリフ。「実際にケダモノで虫ケラとして生きていますが、何か?」という皮肉ですね。

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「わたしは自分自身の味方であって『ヒト』という一つの種の味方じゃない」

ミギーがシンイチに協力するのは、やはり「自分の体でもあるから」なんですよね。どこまでも利己的なようで、すごくシンプルな考えでもあります。

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「わたしは恥ずかしげもなく『地球のために』と言う人間がきらいだ」

これはドキっとしました。「紙ストロー使ってる自分、地球に優しい!」と言ってはみるものの、じゃあその「地球」とは何なのか?ということについては考えたことがなかったです。

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「自分のせいだというふうに考えるべきじゃないと思う」

ミギーはとても合理的な考え方をするので、「自分のせいだ」と考えても物事は解決しないと知っているのです。ミギーの言葉には冷徹なようでいて、気休めではない頼もしさがあります。

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ミギーに学ぶ、「人間とは」

ミギーは人間の言葉を理解できるものの、思考回路には人間味がありません。けれど、人間を客観的に語る言葉の数々は、とても興味深いです。

この機会に『寄生獣』ぜひ読んでみてください!

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