少女終末旅行

つくみず

文明が崩壊した終末世界。ふたりぼっちになってしまったチトとユーリは、愛車のケッテンクラートに乗って広大な廃墟をあてもなくさまよう。日々の食事と燃料を求めて移動を続ける、夢も希望もない毎日。だけどそんな「日常」も、ふたり一緒だとどこか楽しそう。一杯のスープを大事に飲んだり、まだ使える機械をいじってみたり……何もない世界だからこそ感じる想いや体験に出会える、ほのぼのディストピア・ストーリー。

3行でわかる少女終末旅行

もし世界が壊れてしまったら、そこに残るものは何?ケッテンクラートに乗って終末世界を旅する二人の女の子

モヒカンもいない、ものすごい拳法使いもいない。文明の記憶だけがその廃墟にはある、優しいほのぼのポストアポカリプス!

淡淡とした二人の掛け合いが、終わってしまった世界の静かさを予感させる。ただただ目指す世界の上層に二人を待っているものは…?

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