恐竜くん

やまさき拓味/著

恐木竜二(おそれぎりゅうじ)、私立青葉学園高校一年。名門と呼ばれる水泳部に入部し、自由形の中学No.1である愛須とほぼ同等のタイムを叩き出す。その記録に興味を持った水泳部部長・山本とマネージャー・久城ひかるは、恐木の中学時代を調べるが、データが無い。それもそのはず、恐木はかつて、陸上部でハイジャンプの都代表選手だったのだ! そんな彼が、何故水泳を志したのか……? その2メートルを越える常識はずれの巨体と大喰い、さらに名前から「恐竜」と呼ばれることになった彼が、青春をかけてオリンピックを目指す水泳ロマン巨編!

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