新しい上司はど天然

いちかわ暖著

「お疲れさま」という言葉と一緒にプレゼントしたい。笑えて泣けてホッとする。お仕事コメディ『新しい上司はど天然』 

きょうも1日お疲れ様さまでした。

どんな1日でしたでしょうか?たのしいことはありましたか?それとも、つらいことがあったでしょうか。

今回ご紹介したいのは1日の終わりに、ふわっとココロとカラダが軽くなる作品。「次にくるマンガ大賞2019」Webマンガ部門7位。読むと、「明日、なんかいいことありそう」と思えるはずです。

新しい上司はど天然
いちかわ暖

新しい上司はど天然(1) (ヤングチャンピオン・コミックス)
いちかわ暖/著

こんなに癒しをくれるど天然上司がいるなんて!

今でこそ働き方改革やハラスメントなどへの対策はいろいろとありますが、それでもブラック企業やハラスメントがなくなったとは言えません。主人公の桃瀬はパワハラ上司に精神と胃をやられ、転職をします。

「この新しい上司もパワハラ上司だったらどうしよう…」という不安で転職初日に胃痛が再発。痛みをこらえるために座り込む桃瀬。気づくと目の前に上司はいません。「置いていかれた。どうしよう」という想いとともに前職のパワハラ上司のことを思い出していると、上司の白崎主任が薬を買ってきてくれました。ところがその薬は…生理痛の薬!だったのです。

さらに猫と木を見間違えたり、LINEの交換方法を忘れた白崎主任に桃瀬が「スマホの画面どうなってますか?」と聞くと、「ちょっと割れてる…」と言ったり。とにかく「ど天然」なのです。

救われるのは桃瀬だけじゃない

作中には「パワハラ飼い主にうんざりした猫」も出てきます。仕事帰りに捨て猫を見つけた白崎主任と桃瀬。主任が飼うことになるのですが、そこに至るまでの猫(名前は白桃)とのやりとりが泣ける…。白桃の気持ちと主任の言葉は、今思い出しただけでも泣けてきます。けれど、悲しいわけじゃないんです。白桃の気持ちを主任が理解してくれていることがうれしいのです!その優しさに涙が…!

売り切れ続出となった1巻は、特典盛りだくさん!

8月20日に発売されたばかりの1巻は、売り切れ続出!見つけたら即買いでしょう!

さらに、発売を記念してPVも公開中です。

(白崎主任に櫻井孝宏さん!桃瀬くんに西山宏太朗さん!)

また、本編では描かれていなかった「桃瀬が転職を決めた日」が40ページ描き下ろし収録されています。転職経験者の筆者としては「よかったね、桃瀬くん」と思ったのと同時に、「わたしも白崎主任のところへ転職したい!」と本気で思いました(転職経験者じゃなくても思うはず)。

記事執筆時(2019年9月)には、なんと20万部(紙&電子)を達成。

自分用に、そしてがんばっている誰かに、プレゼントしてみてはいかがでしょうか?

気になる方はこちらから試し読みも出来ますよ。

新しい上司はど天然(1) (ヤングチャンピオン・コミックス)
いちかわ暖/著