新春早々のビッグプレゼント!2020年1月5日、いよいよ『映像研には手を出すな!』(以下『映像研』)のアニメ放送がスタートです。
『映像研には手を出すな!』
2020年1月5日(日)24:10〜[関西地方は24:45〜]
NHK総合テレビにて放送開始!
※放送日時は変更になる場合があります
皆さんは、アニメを見るにあたって絶対に心に留めておきたい、主人公”たち”「電撃三人娘」への噂をご存じでしょうか。
『映像研』界隈では「主人公三人はジェンダーレスである」という声が、まことしやかに囁かれています。
本当にそうなのか。「"女子"高生」というキャラ設定を武器にしない作品などあるのか。原作であるマンガのコマを使いながら検証していきたいと思います。
浅草みどり(通称・浅草氏)
浅草氏は、三人の中でも中心的な役割をする人物です。
設定マニアである彼女は、遊びから着想を得て「最強の世界」を描いていきます。
アニメーション制作では「監督」の役割をしています。
性格は、人見知り。でも心を開いた相手にはガシガシいくタイプでもあります。
タヌキが好き。
水崎ツバメ(通称・水崎氏)
読者モデルでありながら、その正体はアニメーションヲタク。
あらゆるものの”動き”をつぶさに観察しながら、その動きを表現することに執念を燃やしています。
アニメーション制作では「アニメーター」の役割をしています。
人気読者モデルとしてファンに神対応をするなど、三人の中では一番社交性が高い人物です。
金森さやか(通称・金森氏)
クリエイター気質な二人を支える、映像研の経営者です。
資金の調達から、生徒会や教師陣との交渉、制作のスケジュール管理まで、映像研の運営を一手に引き受けています。
アニメーション制作では「プロデューサー」の役割をしています。ともすると採算度外視になってしまうクリエーターの労働に「対価」を支払うこと。ここに命をかけています。
牛乳をよく飲みます。
結論:ジェンダーレスだった
冒頭で紹介した、「主人公三人はジェンダーレス」は本当でした。
確かにセーラー服を着て、ローファーを履いてはいるけれども、内面はむしろ少年のようでもあります。年頃の色恋沙汰など一ミクロンも描かれておりません。
ちなみにこちらのコマ、風呂のシーンです。
新たな課題
ここへきて、新たな事実が浮き彫りになりました。それは、三人ともちゃんと「かわいい」ことです。女子である必然性はなくとも、ジェンダーを超越した「かわいさ」が確かに存在しています。
例えば、浅草氏がぬいぐるみを吸っているとき
水崎氏が古めかしい言葉を使うとき.....
一番男前な金森氏でさえ、幼少期の「ちび森」の可愛さは芸術的ですらあります。
この「ジェンダーレスなかわいさ」については、また別記事で検証したいと思います...!
アニメでの描かれ方に注目
アニメには、アニメの表現の仕方があります。
原作ファンはつい「原作の再現性」に気をとられてしまいますが、もし原作と違う描かれ方をしていたなら、それは「必然的な違い」なのかもしれません。そんな創作リテラシーを鍛えてくれるのも、この『映像研』の魅力のひとつです。
2020年1月5日、待望の「映像」についに出会えます。その準備、出来ていますか?
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