ポップで可愛らしい絵柄からは想像もつかない、映画制作の舞台裏やクリエイターたちの熱き戦いを描いた話題作『映画大好きポンポさん』。
いろいろ
告知ですよ pic.twitter.com/DPVWn8GGSu— 杉谷庄吾 (映画大好きポンポさん) (@pompothecinema) April 13, 2021
昨年の今頃、劇場アニメが絶賛制作中と発表されましたがなんとその1年後...。劇場アニメの公開日の発表と2つの嬉しいニュースを引っさげてポンポさんが戻って来ったぞー!
映画製作の裏側に迫る、クリエイター群像劇
本作の舞台となるのは映画の都・ニャリウッド。映画が大好きで"映画の虫"と呼ばれる少年・ジーンは、映画監督を夢見てペーターゼンフィルム社に入社します。
製作アシスタントとして日々の業務に追われるジーンですが、ある日突然映画プロデューサーであるポンポさんから新作映画の監督に指名されます。
ポンポさんは、数多くの大ヒット作品を生み出してきた伝説の映画プロデューサーの孫。映画界のサラブレッドである彼女が受け継いだのは、映画作りの才能やセンスだけではなくスタッフやキャストをまとめて全体を掌握して見通す力。その彼女の圧倒的な才能は"銀幕の申し子"と呼ばれるほど。
『映画大好きポンポさん』は、そんな映画製作の天才・ポンポさんと、彼女を凌駕するほどの映画愛を持つジーンを通して映画制作の舞台裏を深く描きます。
映画の「天才」と「鬼才」がぶつかり合う
本作の魅力はなんといっても、ポップで可愛らしい絵柄からは想像もつかない、映画制作の舞台裏やクリエイターたちの熱き戦いを描いたストーリー展開。
伝説の映画プロデューサーの孫として、幼少期から映画製作の専門的な知識や技術を学んできたポンポさん。そんな素晴らしい環境に身を置きながらも持ち前の感性でクリエイティビティを磨き、今の地位を築いたポンポさんは言うなれば「天才」です。
一方でジーンは、異常なまでの映画愛と独学によってここまで成長してきました。幼少期は学校生活がうまくいかず映画の世界に夢と希望を見出したジーン。そんな過去の自分を救ってくれた映画という存在は、やがてジーンの中で映画愛という言葉では言い表せないほどの狂気となって彼の才能を開花させていくのです。その姿はまさに「鬼才」。
天才と鬼才がぶつかり合い、互いを認め合うことによって生まれる新たな映画。その過程には、映画への愛と映画製作の喜び、そして葛藤が見事に描かれています。
3ヶ月連続ポンポさん祭り!
そんな『映画大好きポンポさん』は、劇場アニメの公開に向けて3ヶ月連続でお祭り続き。早速その中身に迫っていきましょう!
ニュース1|映画大好きポンポさん the Omnibus(4/26発売)
ポンポさんの祖父・ペーターゼンは伝説の映画プロデューサー。そんな彼が、ペーターゼンフィルム社設立に至るまでの知られざる"ニャリウッド伝説"が描かれます。
ニュース2|映画大好きポンポさん 3(5/27発売)
なんと3年ぶりとなる新刊が発売されます。3巻ではポンポさんの祖父であり伝説の映画プロデューサー・ペーターゼンが現役復帰したり、あのポンポさんが学校に通ったり..!?なかなか波乱含みの展開です。
ニュース3|劇場アニメ 映画大好きポンポさん(6/4公開)
待望の劇場アニメの公開日が6月4日に決定しました!
キャラクターデザインは「WORKING!!」や「ソードアート・オンライン」を代表作とする足立慎吾氏、アニメーション制作は「この世界の片隅に」チームが立ち上げた製作会社CLAPという豪華製作陣が集結しました。
ポンポさんの勢いはマンガ界にも
『映画大好きポンポさん』は、杉谷庄吾【人間プラモ】先生が2017年にイラスト投稿サイト「pixiv」に投稿したことがきっかけで誕生しました。その後、瞬く間に話題となり80万ビューを超える人気作品となりました。
3ヶ月連続お祭り続きで、映画界を飛び出してマンガ界も席巻するポンポさん。この機会にぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
映画館に行こう!
OGPは『映画大好きポンポさん』アニメ映画制作告知のプレスリリースより
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006148.000007006.html