春の呪い

小西明日翔

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『春の呪い』テレビ東京で実写ドラマ化決定!主演は全日本国民的美少女コンテストグランプリの高橋ひかるさん

小西明日翔先生初の長編作として刊行されたマンガ『春の呪い』。日本だけでなく海外からも熱い支持を受ける本作が、今回実写ドラマ化されることが発表されました!

主人公である立花夏美を演じるのは、女優の高橋ひかるさん。作品監督を落合正幸さんが務めることも発表となっています!

妹の死から始まる恋…『春の呪い』ってどんな作品?

『春の呪い』は、月刊コミックZERO-SUMにて連載されていた小西明日翔先生の長編デビュー作。
連載当時は『このマンガがすごい!2017』で『オンナ編』第2位にもランクインしており、完結から5年が経った今でもマンガ好きからは熱い支持を受けている作品です。

春の呪い

本作の主人公・立花夏美にはとても仲の良い妹がいました。彼女の名前は。ですが春は夏美を残し、若くして病でこの世を去ります。まだ十九歳という若さでした。

元々春以外の家族とはあまり仲が良くはなく、独り遺された夏美。打ちひしがれる彼女に声をかけてきたのは、春の恋人でもあった柊冬吾です。元々亡くなった春と冬吾は代々続く血統を守るための許婚として、交際を続けていた恋人同士でもありました。

春の呪い

大好きだった妹を自分から奪っていった男、冬吾。そんな彼は夏美に追い打ちをかけるかのように、亡くなった春の代わりに自身の恋人とならないか、と相談を持ち掛けます。驚くべきことに夏美は、彼の話を承諾することにしたのです。ただし、とある条件を一つだけ付けて。

春の呪い

互いに亡くなった大事な人への罪の意識に苛まれながら、歪な形で始まった2人の関係。彼らの先に待ち受ける結末を、残酷ながらも鮮やかに描いた傑作として、多くの人に今なお愛されるマンガとなっています。

実写ドラマ化詳細情報はこちらをチェック!

今回今作がドラマとして放送されるのは、この春にテレビ東京に新設された「サタドラ」枠。立花夏美役として主演を演じるのは、ネクストブレイク女優として注目度も徐々に高まりつつある高橋ひかるさん。

また、監督・脚本を手掛ける落合正幸さんはこれまでにテレビドラマ『世にも奇妙な物語』シリーズで番組最多の30作以上の脚本を手掛けている方です。

人と人とが生み出す、独特の情念であるやりきれなさ。決して後味が良いとはいえない空気感ですが、落合さんがこの『春の呪い』の、残酷さと同時に切なさを孕む繊細な作風をどのように具現化してくれるのか。原作ファンを始めとして多くの人々から、期待の声も上がっているようです。

放送日時の詳細やその他のキャスト情報については、まだ公開されていない模様。追加の情報解禁を楽しみに待ちましょう!

キャスト陣・スタッフ陣からのコメントもチェック!

また、今回のTVドラマ化発表にあわせて、以下のようなコメントも関係者陣からは発表となっています。

<著者 小西明日翔先生のコメント> 『春の呪い』は長編のデビュー作で、個人的に非常に思い入れのあるタイトルです。 完結から5年経ったにも関わらず、多くの方に見て頂ける機会に恵まれ大変光栄です。 誰かの心に残るような作品であればこれ以上幸いなことはございません。これからも何卒よろしくお願い致します。 <主演 立花夏美役 髙橋ひかるさんのコメント> Q)「春の呪い」ドラマ化でのオファーを受けた時の感想をお聞かせください。 今まで出会ったことがないような作品で、原作を読ませていただきながらドキドキしました。 演じる上で不安ももちろんありますが、いまは、毎日作品のことで頭がいっぱいで幸せです。 Q)原作を読んだ感想をお聞かせください。 揺れ動く繊細な感情の描写がとても面白いです。呪いというテーマが非現実なものになっているのではなく、物語が進むにつれ、より現実味を持たせていくのでどんどん引き込まれました。 Q)主人公・立花夏美という役を演じるにあたっての思い、意気込みをお聞かせください。 立花夏美という人物はとても繊細で、まっすぐな人です。冬吾と出会うことで、夏美が今まで感じたことのない感情や罪悪感に触れていき、感情が動いていくところを表現できたらなと思っています。 Q)視聴者のみなさんへメッセージをお願いいたします。 素敵な原作を演じさせていただく喜びを感じながら、頼もしい共演者の方、スタッフの方と共に皆さんの心に届く作品をお届けできるよう頑張りますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです!

続報にも期待!この機会にぜひ原作もチェックしよう

完結から数年経ってなお愛され続ける良作の実写化ニュースはやはり嬉しいもの。詳細続報にも期待しつつ、ぜひこの機会に再度原作を読み直しながら放送を心待ちにしましょう!

2巻完結で読みやすいのも魅力

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Ⓒ小西明日翔/一迅社