渡り鳥とカタツムリ

高津マコト

『渡り鳥とカタツムリ』待望の2巻発売直前!1巻をおさらいして次の車中泊の旅に備えよう!

コミックガムにて連載中の高津マコト先生の『渡り鳥とカタツムリ』。秘密基地のような車で車中泊をしながら旅するロマンの詰まったマンガです。待望の2巻が2021年2月25日に発売されます!

電子版はebookjapanにて先行配信中です!(限定イラスト付きです!)

高津先生の鮮やかなタッチで描かれる色とりどりのおもちゃが詰まった宝箱のような表紙を実際に手にとって読みたい!筆者のように紙版を待ち望むファンも多いはず。紙版の発売が目前に迫っている今、未読の方もそうでない方も一緒に1巻を振り返ってみましょう。

『渡り鳥とカタツムリ』のあらすじとキャラクターのおさらい

主人公は渚つぐみと機械部品の卸会社で働く望月雲平(うんぺい)。職場環境に全く馴染めていなかった雲平は仕事でミスをしたことをきっかけに遠くの場所へと現実逃避してしまいます。

そこで出会った渚つぐみと愛犬のうめまよ。彼女の正体は愛車(アルビレオ号)を改造し車中泊をしながら旅する絵本作家なのでした。登場キャラクターをおさらいしてみましょう。

🚹雲平

ヘタレだけどほっとけない性格。そして和菓子屋の息子であり、彼の名前は伊達巻のような渦を巻いているお菓子に由来しているんですね。タイトルのカタツムリも雲平のこと指しているのではないでしょうか。人付き合いは苦手なようですが、徐々につぐみに懐いていきます。

🚺つぐみ

年齢不詳の童顔お姉さん。姉御肌で非常にアクティブ。時々ドキッとするくらい色っぽい。愛犬のうめまよと大の仲良し。少しミステリアスな一面も。

🐶うめまよ

たぬきとポメラニアンが混ざったような見た目の丸っこい犬。趣味は気に入った相手につぐみの下着を見せることです。(けしからん犬だ!)


コーヒーをご馳走になり安堵の表情を浮かべる雲平でしたが、会社を辞めることを決意。しかし上司は辞表を受け取ってくれず、しばらく有給休暇を取って羽根を伸ばすことに。そこから、つぐみと雲平の自由気ままな車中泊の旅が始まるのです!

大人のロマン旅!

1巻の魅力はもちろんそのもの!大自然や食事の様子なんかも必見ですが、何と言っても車中泊が特徴的な本作においては秘密基地のように改造された車に注目です!

雲平もつぐみと一緒にDIYでオシャレな内装に挑戦してみたり、コーヒー豆から淹れたコーヒーのなんと美味しそうなこと。大人のワクワク感に浸ってしまいましょう!

🚙つぐみの愛車内

1巻の巻末に初期設定ラフ集が収録されており、さらに詳細な車内イラストも!

🛠旅の装備

なにが起きるかわからない旅!備えあれば憂いなしなアイテムたちですね。

🚗旅先で出会ったベテラン夫婦の愛車(エモ車)

一期一会も旅の醍醐味。1巻で出会った熟練夫婦の愛車もとんでもなく可愛い!!


どうですか?旅に出たくてウズウズしてきませんか!?

2巻の注目ポイントは!?

1巻は千葉県・九十九里浜から福島県・楢葉町、そして青森県・尻屋崎の旅でした。楽しい車中泊がずっと続くと思っていた雲平でしたが、青森でゴールを迎えた彼らの旅。またしても仕事生活に戻り落胆する彼でしたが、なんとつぐみから次なる旅のお誘いが来たところで1巻は終了しました。

2巻は山梨県・小菅村からスタート!次なる旅は長野県・下諏訪町を目指すようです。地元が近い方は見慣れた景色を確認できるかもしれませんね。

そして、見所は何と言っても新メンバーの登場

長身派手髪ヤンキー系お姉さんということで、雲平との相性は一見あまりよろしくないように見えますが、一体どんな旅路になるのか今から楽しみですね。(うらやまけしからん!)

読んだらきっと、あなたも旅に出たくなる!『渡り鳥とカタツムリ』ぜひ、お楽しみください。

🚐気になった方は試し読みをオススメ!

🐈高津マコト先生の別作品も要チェックです!

旅する秘密基地!行き先は好奇心の赴くままに!

渡り鳥とカタツムリ 1巻 (クランチコミックス)
高津マコト/著