『私の少年』（このマンガがすごい！2017<オトコ編>第二位）はヤングマガジンで2018年2月より連載中の高野ひと深先生による年の差恋愛をテーマにしたマンガです。30歳OLと12歳美少年はどのような関係を築いていくのか？やさしさと切なさが詰まった作品です。
夜の公園で出会った美少年
スポーツメーカーに勤める30歳OL多和田聡子（たわださとこ）は会社の帰りみちで女性と間違えるほどの美少年早見真修（はやみましゅう）と出会います。
サッカーの練習をしていた12歳の真修。しわくちゃの服や伸びすぎた髪の毛、夜遅くまで公園にいることを心配した聡子は定期的にサッカーを教えることを真修に約束します。
近づいていく二人の距離
父親からサッカークラブを辞めるように言われた真修。公園でうなだれているところを、元カレから酷い扱いを受けたばかりの聡子が見つけます。聡子の自宅に移動し、二人はお互いの傷を癒すようにやさしい時間を過ごします。
父親からサッカーを続けてもいいと言われた真修は、聡子とまた会えることを喜びます。しだいにサッカー練習以外でも会うようになる二人はささやかな幸せの日々を過ごします。
私の少年との別れ
二人の関係を不審がる真修の父親と話しあうことになった聡子。最初は受け入れようとしない真修の父親でしたが、自分の素直な気持ちをつたえる聡子と途中からやってきた真修の説得により条件付きで会うことを許可します。
しかし、サッカーの練習以外でも会っていることを知った真修の父親は腹をたてて聡子の会社に報告を入れます。会社がくだした決定により聡子は東京から仙台へと移動することに。聡子はすべて手放すことを決意します。
真修にはなにも告げず出発をする聡子。電車をおりて伝言を確認すると、そこには真修の泣き声と「いなくならないで」と言うメッセージが残されていました。聡子は駅のホームで泣き崩れます。
2年後の再会、そして
真修と離れて2年が経った聡子は同級生からプロポーズを受けます。しかし、真修と過ごした幸せな日々が忘れられずレストランを飛び出す聡子。現実から逃げるようあてもなく歩きだします。
歩道橋でたちどまり過去の記憶を思いだす聡子。涙が止まらない聡子の前に現れたのは、修学旅行で仙台にきていた中学生の真修でした。
偶然の再会によって再び動き始める二人の関係。年の差の二人がこれからどのような関係を築いていくのか？興味のある方はぜひ『私の少年』でご確認ください！
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