終極エンゲージ

江藤俊司/三輪ヨシユキ

超構成力×超画力で描かれる婚活×バトル!『終極エンゲージ』

最強の男に相応しい最強の女を決める、宇宙規模のトーナメントが始まる!

惑星同士の交流が当たり前になった遥か未来。

全宇宙で一番の秘宝「宇宙の卵」を手に入れた地球人の男がいた。

絶対的な力を手に入れ宇宙最強になり「地球王」と名乗るようになった彼は、あらゆる星のあらゆる女性から結婚を求められた。彼は、自分の妻になる者が「宇宙最強であること」をたった1つの条件として掲げる。その時から「地球王」継承の度に、宇宙一強い女性を決定するトーナメントが開催される、全宇宙規模の「婚活」が始まるのだったーー。

終極エンゲージ
江藤俊司/三輪ヨシユキ

それから時は流れ、第14代地球王子・クリシュナ・ユガ(クリス)の結婚相手が決まるトーナメントの開催時期が迫っていた。

クリスは宇宙一と呼んでも過言ではない天才であり、また人並み外れた発想力と好奇心の持ち主だった。「自分のクローンがトーナメントに出場すれば優勝は間違いない」という好奇心と頭脳によって、クローンのカルキを創り出すが、彼女はクリスに向かって「あなたを殺す」と言いー!?


こうして最悪の形で対面したクリスとカルキは、星々を巡る壮大な冒険に出発するのですが、これは2話以降のあらすじです。

1話は現地球王(クリスの父)が人魚の異星人・キーアと運命的な出会いをし、恋に落ち、そしてトーナメントに挑むキーアを見届けーーというものです。

1話は掲載媒体の『ジャンプ+』で読めます!

どうでしたか?(どうでしたか?としか言えない)
実は、この作品は連載化する前に同タイトルで読み切りが掲載されており、その読み切りではクリスとカルキが相思相愛で、ひたすらイチャイチャするという内容でした。

同じ設定での連載を楽しみにしていたので、この1話を読んで衝撃を受けました。そしてクリスが悪いやつになっていることに続いての、カルキの「殺す」発言でも驚くという衝撃の体験は今でも忘れられません。

でも連載版は読むほどに好きになるんです…!

終極エンゲージ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
三輪ヨシユキ 江藤俊司

5巻に凝縮された、クリスとカルキを中心にした群像劇

戦闘シーンが派手で格好良く、設定も丁寧に描かれており、綺麗に完結している作品なので、良い要素だらけで何度読んでも飽きずにむしろどんどん好きになるのがこの『終極エンゲージ』です。

ダブル主人公(兼ダブルヒロイン)ともいうべきクリスとカルキの成長物語として見ると、

①好奇心だけでカルキを生み出したクリスが、作品のテーマである「結婚」とどう向き合っていくのか

②カルキは何故、生みの親であるクリスを殺すと言わねばならないのか

クローンなのにお互いを理解できない2人が、旅を通してどう変わっていくのか?というこの2点はぜひ見届けてほしいです!

もう1つ、強烈に推したいのが、キャラクターの好感度がどんどん上がっていく点です。クリスを筆頭に、母上やディスタ大佐、ジョージなど、初登場時は「強さが目立つゆえの得体の知れなさ」が際立つキャラクターが多いのですが、それが強者ゆえの苦悩であると判明する瞬間に好感度がグッと上がるシーンが何度もあり、再読が本当に楽しいです。

サブキャラクターが魅力的すぎるので、最初から「このキャラいいな」と感じたら推して間違いないですし、最後には全員好きになっているはず…!

筆者の推しはジョージです。

全5巻一気読み推奨!壮大過ぎる「婚活」バトルの結末をあなたもぜひ!!

終極エンゲージ (全5巻) Kindle版