褒めるひと 褒められるひと

たけだのぞむ / 著

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『褒めるひと 褒められるひと』 コミュニケーションのカギは褒めにあり!クセのある褒めがあなたを癒します

Palcy(パルシィ)で連載中、たけだのぞむ先生の『褒めるひと 褒められるひと』は、はたらく全てのひとに贈りたいほめほめオフィスコメディです。

褒められたいひとはいませんか〜?

褒められたいひとがいるのなら、褒めるひとがいなくっちゃ。

でも、褒めるのって意外とむずかしいですよね。なんでも褒めればいいってわけでもないし。その人のがんばりをしっかり見ていないとできないと思うんです。

困ったときは、褒めまくるひと・坂東さんがお手本になるかもしれません(ならないかもしれません)。

褒め方のクセがすごいぃぃ!!!

この記事では、クセのある褒めセンスに癒される『褒めるひと 褒められるひと』の魅力をお伝えします。

大人だって褒められたい!

おもちゃ会社の総務部ではたらく市川詠子は、どんな仕事もまじめにきっちりこなします。

いつも通りの毎日になんとなく物足りなさを感じていた詠子。あるとき仕事上のミスで上司にネチネチと叱られてしまいます。

がんばったことは評価されず、たまのミスはつつかれて。行き場をなくしたやり切れない気持ちが詠子の口からこぼれ落ちます。

「褒められたい」

それはつねに仕事に一生懸命向き合ってきた彼女の本音です(一度口にしてしまったら最後。上司の鼻毛にまで言及してしまいます)。

人知れず唇を噛み締めていると、それを目撃していた先輩の坂東さんから食事に誘われるのでした。

目覚める!先輩のコミュ力

詠子は、ちょっと怖そうと感じていた坂東さんが励ますために声をかけてくれたことに驚きます。

先輩の優しさにふれて少し元気を取り戻した詠子を襲ったのが、記事冒頭の例のアレです。

この破壊力をいま一度ご覧あれ!!

突然の目がゾウ発言に固まってしまう詠子ですが、坂東さんは褒められたいという彼女の願いを叶えてくれたんですね。

この短い言葉には「つぶらな瞳が愛らしいね」とか「ゾウのように長いまつ毛がすてきだね」そんな意味も含まれているのかもしれません(いないかもしれません)。

後輩とのコミュニケーションに味をしめた坂東さんはここから怒涛の褒め旋風を巻き起こすのです。

褒めキャンペーンは突然に…!

詠子のミスも普段からコミュニケーションをとっていれば起こらなかったかもしれない。坂東さんはそんな思いから彼女を褒めるぞ!と意気込み、次第にその矛先は総務部全体に及んでいきます。

相手の良さを何かに例えるのが坂東スタイル。

例えば…

  • 仕事に無駄がなければ…回らないお寿司屋さん

  • 強くて面倒見がいいなら…ガキ大将


といった具合に、そのひとの良いところを独自の抽象化技術で表現。褒められた方はなんとも言えない気持ちになるのですが、彼は心の底から良かれと思って言っています。

もはや独自のアートとさえ思えてくる難解な表現でも相手を想う本質の部分は伝わるのですね。総務部は坂東さんを起点にだんだんと明るくなってゆきます。

さらに今後は詠子と坂東さんの関係が親密になっていきそうな予感…!

キュートで濃ゆい仲間たち!

本作の舞台はおもちゃ会社なので、キュートな玩具が登場します!

詠子たちの総務部とその他の部のやりとりも必見です。この会社には坂東さんに引けをとらない濃ゆい人物がちらほら…。ぜひ、お気に入りの登場人物を見つけてみてください!

相手を想う気持ちこそがコミュ力

『褒めるひと 褒められるひと』のあたたかい雰囲気にふれると余分な力が抜けていくのを感じると同時に、言葉という誇るべきコミュニケーションツールを前向きに使いたいという気持ちが湧いてきます。

坂東さんのように、そこに相手を想う気持ちがあればきっと届くはず。(わたしのように)自信のない方には坂東さんの名言を贈ります。

失敗は成功の母! エジソン エジソン!!

引用元:『褒めるひと 褒められるひと』第2話より

読めばきっと誰かの良いところを探したくなりますよ!(そしてあわよくば褒められたいものです!)

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ゾウは優れた記憶力と知能をもっているそうです。

褒めるひと 褒められるひと(1) (パルシィコミックス)
たけだのぞむ/著

記事内の画像は講談社プレスリリースよりhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002557.000001719.html