辺獄のシュヴェスタ

竹良 実

16世紀、神聖ローマ帝国。罪なき賢者が「魔女狩り」という名の迫害に遭った時代。魔女狩りを指揮する修道会の処刑で家族を失くした「魔女の娘」エラは、魔女の子供達を集めた女子修道院に収容された。激流のごとき変革の刻。聖母を形どった拷問具「鋼鉄の処女」と共に辿るエラの苛烈な運命を描く、サバイバル歴史大作…!!

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「感情は困難を解決しない」 「知恵と勇気こそが困難を解決する」 「知恵と思考によって作り上げた解決策と、勇気と信念に支えられた行動こそが、困難を切り裂いてくれる」 これは「知恵と勇気で困難を切り裂く物語」です。 ーあらすじー ■16世紀のヨーロッパ。そこでは罪なく知恵ある人々が、「魔女狩り」という名の異端狩りにあっていた。 ■主人公エラの母親は薬草の知識をもって人々を助けていたが、ある日「魔女」として告発されてしまう。 ■無残に殺された母の復讐のため、エラは仇が首長を務める修道院に入った。 ■しかし仇と接触する機会はなく、復讐のためには修道院内での地位を上げる必要がある。 ■厳しい監視の目をくぐり抜け、刃を研ぎながら敵の懐に潜り込む。長く険しい復讐の道が始まった。 とにかくもう徹頭徹尾!「考えることを放棄しない」というエラの姿勢に胸打たれます! どれだけ絶望的な状況に置かれようが、これまでの努力が水泡と消えようが、「じゃあ何ができるか?」「今できることは何か?」を考え続ける。 そのスタンスが始まりから終わりまでいっこもブレない。 受け取る精神エネルギーみたいなのが大きすぎて、読んでてしんどくなる程の心の強さ!メンタルの強靭さ!信念の根太さ! 人間という存在の長所である「考えることができる」っていう部分が、とんでもなく強く刻まれた作品です。 そしてもう1つ紹介したいのが、エラの「精神性の高さ」です。 「考えること」と同時に「人間であること」「人間を尊重しようとすること」を決してやめようとしません。 作品では、ロジカルに損得を考えたら絶対やめた方がいい行動でも、エラは迷わずそれをやってしまいます。 例えば桜の木を折ったのは自分だと言ってしまうように。 ここら辺がただの頭脳派サイコパスとは違うところです。エラ心の強さは天然ではなくあくまで勇気や信念によるものなんですね。 理性と精神、人間の最大の特徴とも言える2つの要素がページの中にほとばしります。 「知恵と勇気で困難を切り開きたい」あなたに読んで欲しい作品です!

2019年11月12日

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