銀の三角

萩尾望都/著

6年に一度の朝を迎える惑星『銀の三角』。そこに住む民人は長い金虹彩の瞳を持ち、近未来を予言する音楽を奏でることができた。だが、彼等は特殊な能力を持つがゆえに、星系の惑星戦争に巻き込まれ、星系の消滅と共に絶滅したと伝えられていた。しかし、それから3万年後、絶滅したはずの銀の三角人がなぜか再び姿を現す——。過去から未来へと時間移動の能力を持つ時空人・マーリーの遙かなる時空をめぐる謎解きの旅が始まる。

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