電波の男(ひと)よ

西炯子著

高校時代、アマチュア無線が唯一の楽しみだった冴えないサラリーマンの大河内寿三郎(おおこうちじゅさぶろう)は、顔も名前も知らないかつての交信仲間の女性を忘れられずにいる。そんなある日、社内の間違い電話から、彼女によく似た声を聞き…。ちょっとワケありな男女の恋を描いた恋愛傑作集。

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