青に、ふれる。

鈴木望著

『青に、ふれる。』鈴木望×有村藍里 対談を記念してKindle版の割引キャンペーン実施中!(1月31日まで)

今あなたが指摘したあの人の外見、そして何気なく放った言葉の数々...。

本人が笑っていたとしても、それを個性として受け止めているのか、コンプレックスとして悩んでいるのかはその人にしかわからないものです。

そんなコンプレックス、そして相手を理解することについて踏み込んだ話題作『青に、ふれる。』。

著者の鈴木望先生とタレントとして活躍する有村藍里さんの対談が公開されたことを記念して、1月25日から1月31日の期間中、Kindle版の割引キャンペーンを実施しています。

顔に青いアザを持つ女子高生の青春ラブストーリー

生まれつき顔に太田母斑(おおたぼはん)と呼ばれる青いアザを持つ女子高生・青山瑠璃子。彼女は、周囲からのアザに対する何気ない言葉や反応に傷つきながらも、明るく振る舞って過ごしていました。

そんな彼女は、新任の担任教師・神田が落とした手帳を目にします。クラスメイトの特徴が手帳にびっしりと書き込まれているのに対し、自分だけ空欄なことに気づいた瑠璃子は「自分には青いアザがあるから書く必要がないのか」と神田を問い詰めに行きます。しかし、実は神田は相貌失認(そうぼうしつにん)という人の顔を判別できない症状を患っていたのです。

アザのことで周りに気を使われないよう生きてきた瑠璃子。そして、人の顔の判別がつかないという孤独を経験してきた神田。一見しただけでは分からない深い悲しみを追った2人が出会い、ともに乗り越えていく様子と心の機微を描いた作品です。

青に、ふれる。』は、多くの人のとっては当事者にはなりえない物語かもしれません。

けれど、瑠璃子のアザを見て「隠さないの?」と軽々しく口にしてしまう同級生の大橋くん、そして華やかで恵まれた容姿を持ちながらも内面を評価されないことに苦しむ白河先生を見ていると、何気なく相手に投げかけた言葉や羨望が人を傷つけてしまうことがあるのだと気付くのです。だからこそ、当事者になりえなくてもこの物語に無関係な人はいないと思うのです。

コンプレックスと向き合ってきた2人の対談

撮影 / 小川修司、コミックナタリー提供

そんな『青に、ふれる。』の魅力を語るのは、美容整形したことを公表しているタレント・有村藍里さん。

瑠璃子と同じように生まれつき顔にアザがある鈴木望先生と対談した有村藍里さんは、『青に、ふれる。』を読んで感じたこと、そして容姿のコンプレックスと向き合ってきた過去について語ります。

2人の対談はコンプレックスに悩み「私なんか」と思う人の背中を押す内容となっています。

ぜひ本編と合わせて読んでみてください!

Kindle版の割引キャンペーン実施中!

鈴木望先生と有村藍里さんの対談に合わせて、Kindle版の割引キャンペーンを実施しています。

  • 期間|2021年1月25日〜2021年1月31日

  • キャンペーン価格|単行本『青に、ふれる。』1巻 税込100円(分冊版は価格施策なし)

青に、ふれる。 : 1 (アクションコミックス)
鈴木望/著

コンプレックスと向き合うこと、そして相手を理解することの難しさ。それぞれの立場にたって考えさせられる『青に、ふれる。』。

この機会にぜひ読んでみてくださいね。

OGP:撮影 / 小川修司、コミックナタリー提供の画像にタイトルを合成してあります
© 鈴木望 / 双葉社