『鬼滅の刃』最終巻23巻発売！追加描き下ろし14頁とおまけ25頁も！イベントなど話題も続々

週刊少年ジャンプにて連載されていた吾峠呼世晴先生による『鬼滅の刃』。映画も空絶絶後の大ヒットを飛ばし、今や日本中で一大ブームを巻き起こしている本作の最終巻・23巻がついに2020年12月4日に発売となりました！

これまで単行本の発売ごとに、その発行部数も次々と新記録を打ち立ててきた『鬼滅の刃』。最終巻23巻の発行部数は初版395万部、さらに1～23巻のコミックス累計発行部数が1億2000万部（電子版含む）を突破しました。

鬼と人との激闘、ついに決着の時！その結末とは…？

※本記事は最終巻のネタバレを含みます。細心の注意は払っておりますが閲覧にはご注意ください。

最終巻となる23巻では、いよいよ鬼の始祖となる鬼舞辻無惨との戦いに終止符が打たれます。数多の犠牲を出しながら、ある者は腕を失い、またある者は足を失い。それでもついに鬼殺隊は、鬼舞辻の息の根をあと一歩で止められる、というところまで追いつめました。

ですが誰よりも生き続けることに強い執着を燃やす鬼舞辻もまた、文字通り死に物狂いで最後まで抵抗をし続けます。しかしその抵抗もむなしく、夜が明け太陽の光が差す中彼の身体は陽の光に焼かれ、綺麗に跡形もなく消え去ったのでした。

ついに決着がついた鬼と人との1000年に渡る長き戦い。その最後の戦いは、岩柱・悲鳴嶼行冥、蛇柱・伊黒小芭内、恋柱・甘露寺蜜璃という3名の大きな犠牲を払い決着します。これでもう誰も戦わずに済む、と生き残った隊士たちは歓喜に沸いた、のですが。最後の最後に鬼舞辻のおぞましいほどの執念はあまりにも残酷な形で、己を滅した鬼殺隊へ一矢報いようと牙を剥いてくるのでした。

連載当時はそのあまりにも無慈悲すぎる展開に、「本当の鬼のボスは吾峠先生なのでは」「201話ショック」「みんなのトラウマ」という数々の名言（迷言？）がネット上に飛び交った今回の23巻収録ストーリー。最終巻だし、どうせ全て終わってハッピーエンドなんでしょ？と侮るなかれ。『鬼滅の刃』の物語は、最後まで私たち読者の期待を裏切る事なく楽しませてくれるのです。

戦いは終わっても『鬼滅の刃』の世界はまだまだ終わらない！

最終巻発売に至って、とうとう鬼滅も終わってしまうのか…と寂しくなっているファンの皆さんも多いことでしょう。ですが本編の激闘が終わっても、『鬼滅の刃』の世界はまだまだ私たちを楽しませてくれます！今回の単行本発売と同時に、様々な新規情報や追加情報も解禁されていますね。

まずは今回の23巻発売と同時に、吾峠呼世晴先生監修・平野稜二先生作画による『鬼滅の刃 外伝』も発売。炎柱・煉獄杏寿郎と水柱・富岡義勇の両名が表紙となっているこちらの作品は、2人のアナザーストーリーがメインで収録された1冊です。

そして来年の2021年2月4日には、『鬼滅の刃』初となる原作画集「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴画集ー幾星霜ー」が発売決定。炭治郎たちの道のりをカラーイラストで辿るこちらの画集は、完全描き下ろしのカバーイラストや新規のモノクロイラスト。さらに吾峠先生によるイラスト説明コメントが収録されるなど、ボリューム満点の充実した内容になりそうなことがうかがえます。

さらに同日、皆さんお待ちかねのファンブック第二弾となる『鬼滅の刃公式ファンブック第二弾 鬼殺隊最終見聞録（仮）』の発売も決定。炭治郎たちの物語後のお話や鬼たちの「あの頃」を描いた新作描き下ろしエピソードや、新たな「大正こそこそ噂話」。さらに劇場配布された煉獄零巻に掲載のマンガも収録されるなど、こちらもファン垂涎ものの内容となること間違いなし。

前作のファンブック第一弾発売時にはまだ全容が明らかになっていなかった、無限城の最終決戦時に本格的に登場した上弦の鬼たち。彼らについての詳細エピソードもきっと明かされるでしょうから、その点も非常に楽しみですね。

2021年2月には史上初の『鬼滅の刃』2Daysイベントも開催！

さらにさらに、『鬼滅の刃』のお楽しみは書籍発売だけでは終わりません。画集＆ファンブック発売月である来年2月には、なんとアニメ『鬼滅の刃』の2Daysイベント「鬼滅祭-アニメ弐周年記念祭-」の開催も明らかになっています。

開催日時は2021年2月13日、14日。幕張メッセ 国際展示場7・8ホールで行われる本イベントでは、アニメ『鬼滅の刃』に関するステージイベントを両日それぞれで実施。また会場にはアニメ『鬼滅の刃』にまつわる企画展示も行われるため、ぜひ足を運びたい！と予定をすでに開けている方もきっと多いことでしょう。

以前アニメ『鬼滅の刃』は、本作に出演する声優さんたちも登壇した大型イベント「鬼滅の宴」を開催していますが、2日間連続開催のイベントは史上初。大きなお祭りになることは間違いないでしょうから、詳細発表をぜひ楽しみにお待ち頂ければと思います。

今からでも遅くない！炭治郎たちの戦いをその目に焼き付けて

連載が終わり最終巻が発売となっても、まだまだ『鬼滅の刃』ブームは衰える事を知りません。劇場版も興行収入270億円を突破し、前人未到の歴代1位到達まであとわずかとなっています。

映画、アニメ、そしてマンガ。炭治郎たちの物語は現在様々な形で展開されています。ぜひこの機会にまだ『鬼滅の刃』を知らない、という方も、一度作品を手に取ってみてはいかがでしょう？これほどまでに大勢の人に『鬼滅の刃』が愛されている理由が、そこには必ずあるはずなのですから。

©平野稜二・吾峠呼世晴／集英社