鼻下長紳士回顧録

安野モヨコ/著

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安野モヨコ先生の『鼻下長紳士回顧録』をブロードウェイ・ミュージカルに!壮大なプロジェクトがスタート!

安野モヨコ先生の『鼻下長紳士回顧録』を英語でミュージカル化、ニューヨーク ブロードウェイにおける上演、さらに世界公演を目指すという壮大なプロジェクトが始動しました!!

安野モヨコ先生『鼻下長紳士回顧録』とは

1913年、パリ。娼館「メゾン・クローズ」で働くコレットは、訪れる紳士たちの実に多岐に渡る欲望に応える生活を送っていた。紳士たちの欲望……そう、メゾン・クローズは、いわゆる「変態」しか来ない娼館なのだ。

鼻下長紳士回顧録
鼻下長紳士回顧録

そう。これは、主人公コレットによる、メゾン・クローズでの変態行為で「鼻の下を長くしている紳士」たちの回顧録。

前作から8年ぶりとなるストーリーマンガである『鼻下長紳士回顧録』。安野先生が、アシスタントを一切入れず、人物・背景・小道具などすべてご自身で描かれた、流麗な筆使いに溜息が出そうになるような作品です。

この美しくも切ない安野モヨコ先生ワールドを、ニューヨークミュージカル界のトップクリエイターたちが、日本マンガ原作初のブロードウェイミュージカル化に挑戦するというプロジェクトが飛び込んできました!

ブロードウェイ・ミュージカル化に挑戦する超一流のクリエイターたち

演出、振付を手がけるのは、ニューヨーク ブロードウェイ、ロンドン ウェストエンドで活躍するロブ・アシュフォード氏。これまでに、ブロードウェイミュージカル『FROZEN(アナと雪の女王)』『エビータ』『カーテンズ』『ウェディン グ・シンガー』など錚錚たる 11作品の振付を担当しているすごい方!

また、このプロジェクトは作曲家(後日発表)による曲作りが始まっていて、現在は脚本家の選定が進行中です。

安野モヨコ先生コメント

©️Moyoko Anno/Cork

この度は、日本の漫画原作として、初めてのブロードウェイミュージカル化を目指すプロジェクトに、「鼻下長紳士回顧録」が選ばれ、大変光栄に思います。 元々、自分が好きだった20世紀初頭のパリを舞台とし、日本で描いた作品が、アメリカでミュージカル劇となり、多くの人を魅了するかもしれないと思うと、改めてマンガというものの可能性に気づかされるとともに、少しだけ不思議な気持ちになります。 作品の世界観がどのように現実化するのか、楽しみにしております。

『鼻下長紳士回顧録』のアニメも公開!

このすごいプロジェクトの発足を記念して、2015年にスタジオカラー・ドワンゴによる短編映像シリーズ「日本アニメ(ーター)見本市」で公開された『鼻下長紳士回顧録』のアニメーション作品も、英語字幕付きで全編特別再公開されました。

実現したら、日本のマンガ原作初のブロードウェイ・ミュージカル化という壮大なプロジェクト。実現したら、絶対に本場ニューヨークに飛んで行きたいですね!本場ブロードウェイ・ミュージカル観劇レポを書ける日を夢見つつ、続報を震えて待ちましょう!!

マンガは世界に羽ばたく!

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